デニーズ 読売新聞朝刊サービス

朝食によくファミリーレストランを利用させてもらってます。
朝から和定食でもコンチネンタルブレックファストでも手ごろに選べるのはありがたい限りですし、最近では本格的なコーヒーサーバーを使っての美味しいコーヒーが飲み放題なのもうれしいです。
ランチと違って、比較的お客さんも少なくゆっくりしていますので、時間がある朝は原稿を書いたり、考え事をしています。

さて、そんな中でさらにうれしいサービスは、一部デニーズやジョナサンで提供されている、無料の読売新聞です。昔から新聞が大好きで、全国紙やスポーツ紙を全紙あれば全紙、地方の出張先では地方紙含め読むことを楽しみにしていますので、一紙とはいえ用意されていることはやはりなんともいえない贅沢感がありますね。

<写真筆者>

実際、他のお客さんも朝日の中で読売を(笑)、コーヒー片手に読んでいます。
この瞬間の醍醐味を知る我々にはたまらない光景ではないでしょうか?

現在メディア環境激変の中で「新聞」というメディアがビジネスモデルの更新期にあり大変であることは事実ですし、ファミリーレストランでの見本紙施策を口さがない人は部数減を取り繕うための策だという声もあるのですが、どうでしょう。
この施策から、購読申込がどれだけあるかと言えば確かに厳しいとは思いますが、やはり新聞の良さを思い出してもらう、新聞の魅力を知ってもらう、身近に感じてもらうことは大事だと思います。
新聞部数が減っている原因の主たる原因はもちろんネットへの移行と分析せざるをえませんが、他にも複合的な要因は多々あります。例えば、都心のタワマンなどを中心に集合住宅のセキュリティ高度化によって、販促をかけにくくなっているという現実もあります。昔ならば、少々強引にお試しをすすめられた一人暮らしの学生さんやヤングサラリーマンも今やセキュリティ完備のワンルームマンション住まいです。彼らは、新聞に触れる機会さえないのですから、そんな彼らに見本紙サービスはワンチャン良い企画のように思っています。例えば、そんな販促が難しいエリアだけでも意味がある施策ではないでしょうか?

なんといっても日本が誇る、巨大な取材力、制作力をもつ新聞社という栄光のリソース。
ビジネスモデル更新には何らかネット戦略が不可欠であることは自明と思いますが、どうでしょう。レガシーメディアである紙の本紙にもまだまだできることはあるのではないでしょうか?
なんでも読売新聞は「うちは紙でがんばる!」と宣言しているとのこと。
本当に難しいチャレンジですが、ネットメディアの盛り上がりに期待しつつ、自分もそのムーブメントに参加しつつ。でも大好きな、本屋と紙の新聞には今まで通りの豊穣をなんとか守って欲しいと、心から願っていますし、応援しています。

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