BS朝日「土井善晴の美食探訪」が大好き

著名な料理研究家でキャリアの長い方なので、テレビ朝日系「おかずのクッキング」などテレビ出演も多く、もちろんお名前程度は知っていたのですが、どちらかというと主婦の方をターゲットにした番組での出演が多かったですし、しっかりと土井先生の番組を見たのは初めてです。

いやこれがとにかく楽しい。素晴らしい。
数あるテレビ番組の中で圧倒的なマイフェイバリットです。

まず2時間という長い尺がうれしいですね。
なかなかないですよね一人のナビゲーターの食レポ番組で2時間という大枠の番組。
実績がある土井先生ならではの2時間枠と思いますが、安定感あるナビゲーターぶりになんの不安も飽きもなく2時間番組の世界観を楽しませていただけます。

土井先生の基本スタイルは基本褒めるです。
とかく評論という行為の主体には、細かい粗に気付く自分、厳しいことを言いたい自分がいます。
まして評論自体も過激であったり厳しいことを言ったほうが受けたり、特にネットメディアではビューを稼げたりすることは事実なのですが、やはり浅ましい。
でも褒めまくりの論評は、どうもフワフワしてしまって軽くなりがちなこともまた事実です。
でも土井先生、褒めながらも浅くならない。これはもう料理や食文化に対する知見の深さがなければできるワザではありません。豊富な語彙や切り口が、通り一遍でないそれぞれのお店。お料理の個性を伝えてくれます。

池波正太郎先生の食のエッセーを読んだとき私自身激しく気付かされたのですが、批評することは批判したりネガを探すことばかりではないですね。池波先生も一切料理やお店をけなさない。上から目線もなくただひたすら食への愛と造詣が感じられる名随筆です。
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土井先生のスタンスも基本に料理人に対するリスペクトがあることを感じます。

何より、船場言葉と言うのでしょうか。大阪の商人街出身のなんともまろやかなイントネーションが、見ているものを癒してくれます。サブナビゲーターのはしのえみさんの明るいキャラクターも場を和らげてくれます。

ところで、最初の頃は先生お酒も飲んでらっしゃったんですが、最近は飲まれていません。
確かに良い加減で顔が赤くなっていたりしたのですが。。。
ボク個人はお食事のレポートですもの、お酒とのマリアージュがあっても良いと思いますが、やはりそうもいかないのかもしれませんね。

YouTubeなどで、一発撮り超カジュアルな食レポも大好きなのですが、やはりこの番組のようにプロでなければ実現できない番組の見ごたえと価値を再認識させてくれる番組でもあると思います。

さあ今晩は中目黒特集だそうですよ、せっかくの休日の月曜日、とっておきのワインでも用意して楽しませていただこうと思っています。

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