「ホモデウス」を読む

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【第25回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 国破れて山河在り

久しぶりに「衝撃の書ホモデウスを読む」連載の新記事を書かせていただきました。 新型コロナの流行が始まってから1年以上経ち日本人にとってインフルエンザ程度以下の疾病でしかないことが明らかになっているにも関わらず、新型コロナウイルスパニッ...
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【第24回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – “メントモリ”枯れるような老い方

さすがに私自身は、「老い」というにはまだまだ遠いと思っているのですが、人は誰しも「老い」るもの、もっと言えば死なない人間は今のところ存在しません。 やはり自分なりに「老いる」とか「死ぬ」ということを考えてしまいますよね。 そんな「死...
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【第23回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – コロナの今、ホモ・サピエンスのみが持つ「虚構」を語れる能力を考える

新型コロナショック流行の第一波は、日本人にとっては不幸中の幸いにして最悪のパンデミックを免れました。でもまったくのラッキーパンチ、結果オーライに過ぎなかったわけです。原因についてはすでに様々な仮説が提示されていますが、これからの研究が待たれ...
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【第22回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – ウイルス謀略論を一笑にできない、底知れぬ恐怖感

新型コロナウイル発生原因を巡って米中の応酬がとまらず不穏です。 というわけで、新たなエボラ出血熱が発生したり、未知のインフルエンザ株が現れたたりして地球を席捲し、何百万人もの人命を奪うことがないとは言い切れないものの、私たちは将来そう...
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【第21回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 新型コロナウイルスは誰かのせい?

新型コロナウイルスの拡大が収束の兆しを見せません。 とはいえ現代の医学はSARSもエボラ出血熱もなんとか対策してきたわけですから、期待としては遠からず収束するだろう。して欲しいというものです。その観点では「やり過ぎ。大げさすぎ」というホリ...
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【第20回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – ヘンリー王子・メーガン妃も悩んだ。ABテストができない人生の特性

「人生結局帳尻が合うようにできている」とか「人生結局行って来い」「誰の人生にも結局良いこと悪いこと同じぐらいやってくる」「ハッピーとアンハッピーの量は同じ」という考えを聞くことがよくあります。人生は数学ではありませんからそのテーゼを科学的に...
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【第19回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – ビルゲイツのトートバッグ

どうやら私たちの幸福感は謎めいたガラスの天井にぶち当たり、前例のない成果をどれだけあげようとも、増すことができないように見える。たとえすべての人に無料で食べ物を提供し、あらゆる疾病を治し、世界平和を確保したとしても、そのガラスの天井を打ち砕...
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【第18回 】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 盛り上がった飲み会の二次会に行かない理由

石器時代の人は、一日当たりおよそ四000キロカロリーのエネルギーを利用した。これは食物として摂取するエネルギーだけではなく、道具や衣服、美術品、焚火に使うエネルギーも含んでいた。一方、今日の平均的なアメリカ人は、自分の胃袋ばかりではなく自動...
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【第17回 】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 幸福になるには骨が折れる

この種の論理によって、人類は幸福を二十一世紀の第二の(第一は不老不死:筆者注)主要目標にせざるをえなくなるかもしれない。一見、これは比較的簡単なプロジェクトに見えかねない。もし飢饉と戦争が消えてなくなり、人類が前例のない平和と繁栄を経験し、...
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【第16回 】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 幸福追求の強迫観念に苦しむ皮肉

さてホモデウス冒頭では人類700万年の歴史で極めて例外的に現代に生きる我々が『飢餓』『疾病』『戦争』という宿痾を克服しつつある(この程度で?と言う見方もありますが、それまでの700万年に比べれば著者のハラリが言うように飛躍的にましな状態であ...
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