「ホモデウス」を読む

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【第17回 】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 幸福になるには骨が折れる

この種の論理によって、人類は幸福を二十一世紀の第二の(第一は不老不死:筆者注)主要目標にせざるをえなくなるかもしれない。一見、これは比較的簡単なプロジェクトに見えかねない。もし飢饉と戦争が消えてなくなり、人類が前例のない平和と繁栄を経験し、...
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【第16回 】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 幸福追求の強迫観念に苦しむ皮肉

さてホモデウス冒頭では人類700万年の歴史で極めて例外的に現代に生きる我々が『飢餓』『疾病』『戦争』という宿痾を克服しつつある(この程度で?と言う見方もありますが、それまでの700万年に比べれば著者のハラリが言うように飛躍的にましな状態であ...
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【台風19号 号外版 】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 本当に地球は壊れかけているのだろうか?

台風19号が上陸した。 テレビでは多摩川、荒川という関東平野の巨大河川が氾濫警戒水域を超えたことを知らしていて不穏です。 私の住んでいる地域では先ほどから公共スピーカーが何かを警告しるようですが、風雨の激しい音で ほとんど聞き取れない...
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【第15回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 「死」は無念のゲームオーバーなのか?

じつのところ、現代の医学はこれまで私たちの自然な寿命を一年たりとも延ばしてはいない。医学の最大の功績は、私たちが早死にするのを防ぎ、寿命を目いっぱい享受できるようにしてくれたことだ。たとえ今、私たちが今癌や糖尿病をはじめとする主な死因を克服...
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【第14回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – ヒトが150歳まで生きる時代が来る?

それならば、平均寿命を倍にするといった、もっと控えめな目標から始めるほうがいいかもしれない。人類は二〇世紀に、四〇年から七十年へと平均寿命をほぼ倍増させたから、二一世紀には、少なくとももう一度倍増させて一五〇年にできるはずというわけだ。不死...
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【第13回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 死という厄介な概念

歴史を通して、宗教とイデオロギーは生命を重要視しなかった。両者は常に、この世での存在以上のものを神聖視しし、その結果、死に対して非常に寛容だった。それどころか、死神が大好きな宗教やイデオロギーさえあった。キリスト教とイスラム教とヒンドゥー教...
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【第12回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 手塚治虫「火の鳥」が描く「不死」

二一世紀には、人間は不死を目指して真剣に努力する見込みが高い。老齢や死との戦いは、飢饉や疾病との昔からの戦いを継続し、現代文化の至高の価値観、すなわち人命の重要性を明示するものにすぎない。私たちは人間の命こそこの世界でもっとも神聖なものであ...
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【第11回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 有閑が何を生みだすか

人類は他に何を目指して努力するのか?私たちは自らの幸せをかみしめ、飢饉と疫病と戦争を寄せつけず、生態学的平衡を守るだけでよしとしていられるのか?じつはそれが最も賢明な身の処し方なのかもしれないが、人類はそうしそうもない。人間というものは、す...
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【第10回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 我々のなかのサル

この新たな平和は、ただのヒッピーの幻想ではない。飽くことなく権力を追い求める政府も、強欲な企業も、やはりこの新たな平和を頼みとしている。メルセデス・ベンツが東ヨーロッパで販売戦略の構想を練るときには、ドイツがポーランドを征服する可能性は考慮...
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【第9回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 核のメキシカン・スタンド・オフ

それ以上に重要なことがある。しだいに多くの人が、戦争は断じて考えられないものと見るようになったのだ。政府や企業や個人が近い将来について思いを巡らせるときに、史上初めて、戦争は起こりそうな出来事とは考えないことが多くなった。核兵器のおかげで、...
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