「ホモデウス」を読む

「ホモデウス」を読む

【第6回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 – 科学は、宝くじ級の長寿を実現し、そして奪う?

ところが、過去数十年間に、感染症の発生数も影響も劇的に減った。とくに、世界の小児死亡率は史上最低を記録しており、成人するまでに亡くなる子供の割合は五パーセントに満たない。先進国では、その割合は一パーセントを切っている(11)。この奇跡は、二...
「ホモデウス」を読む

【第5回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 「疾病」:生が例外か。死が例外かそれが問題だ。

その答えは、何千年にもわたって不変だった。二〇世紀の中国でも、中世のインドでも、古代のエジプトでも、人々は同じ三つの問題で頭がいっぱいだった。すなわち、飢饉と疫病と戦争で、これらがつねに、取り組むべきことのリストの上位を占めていた。 ...
「ホモデウス」を読む

【第4回 緊急連載】衝撃の書「ホモデウス」を読む – 狩猟採集生活から飼育栽培生活へ

さて、前回紹介した文明論的要素が感じられる米ドラマシリーズ「ウオーキングデッド」の続きです。文明が崩壊し、最初の数年は残った食料を漁る生活です。特に、シリーズの前半では往々悪くないご馳走を発見することもあります。ゴルフ場の豪華なクラブハウス...
「ホモデウス」を読む

【第3回】衝撃の書「ホモデウス」を読む – 拷問のような苦しみ=飢えるということ

「ホモデウス」は、概ね我々がすでに知っていることをベースに書かれています。もちろん、著者のハラリ氏の圧倒的な博学は、的確な事例や裏付けをその圧倒的な知識量から抽出し、読者を力強く説得してくれるのですが、あくまでベースにあるのは歴史、科学の基...
「ホモデウス」を読む

【第2回】新企画 衝撃の書「ホモデウス」を読む –「飢饉」のリアリティ

「ホモデウス」を読みだすと、その興味深い視座に読むことをやめられなくなりますね。早速、第2回を始めたいと思います。前回は、人類の歴史はほとんど「飢饉」「疾病」「戦争」との戦いであった。という視点について触れました。今回はそのなかでも「飢饉」...
「ホモデウス」を読む

【第1回】新企画 衝撃の書「ホモデウス」を読む – 人類の歴史はほとんど「飢饉」「疾病」「戦争」との戦いであった。

当サイト「たんさんタワー」を立ち上げて1ヶ月がたちおかげさまで読者の方も少しずつ増えています。 いつも訪問してくださる方、ありがとうございます。 ここで、またまた新企画を立ち上げたいと思います。企画としてきちんと成立させられるかやや...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました