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成城石井で買う、本物の梅干し 1790円

グルメを気取るわけではないのですが、食べるのが好きですしどうせなら美味しいものを食べたいとは思っています。こうやって記事を書いたりしているとなおさら漠然と意識してきたことが、我ながらあーこんなことに自分はこだわってるのかと悟らされたりもしています。

B級グルメでもなんでも食べることは常に楽しいと感じるのですが、往々困るのは「なんちゃって食品」に出会うことです。
現代における食の工業化や技術革新は素晴らしいですよね。
チンするだけで食べられたり、コンビニのチルドの棚を見ればサラダもおにぎりも本当に美味しくなった。
でも工業化の負の側面として、その食品が食品として作られてきた営々とした歴史の文脈とまったく関係のないような、見よう見まねのまがい物も簡単に作られてしまうことです。
例えて言えば、今問題にもなっていますが、外国に行くと「日本料理」と打ち出しながら、いやこれは絶対に「日本料理」じゃないでしょう。これは寿司でも天ぷらでもそばでもなんでもないよというものが出てきますが、実際に日本に行ったことも本物を食べたこともない人が想像で作っていたりします。

まあ、日本でもそういうレベルの、これはちょっと気持ち悪いという変なモノに出会います。
こういっちゃ悪いですが、ちょっとお安い系の小規模チェーンの居酒屋さんなんか危険かもしれません。
最近で言えば、「かつおのたたき」を頼んだら、紫味を帯びた真黒というランボルギーニディアブロのカラーリングのような物体が出てきました。セントラルキッチンで冷凍したものをチンして出すのかどうかしれませんが、さすがにゾッとしました。同じようなチェーンのお店でも、お店で藁焼きのできたてのタタキをだして出してくれるお店もあるわけですから、よっぽど勘を働かせないと危険です。

そういう意味では、「なんちゃって食品」とは言えないのですが、トマト、みかん、梅干しについては子供の頃に普通に食べていたものに比べてとにかく酸味がなくなったと感じています。
トマトも糖度が極めて高いフルーツトマトは確かに絶賛されるだけあって本当に美味しいのですが、昔かぶりついていた青臭くて酸味の強いみずみずしいトマトとはまったく違うモノです。
みかんも、結構初モノの頃は「早生(ワセ)みかん」ということで、酸っぱい真緑のみかんが香りも高くて本当に美味しかった。そんなみかんも今や出始めから甘いものしか見かけません。
生活者の好みの多数決が甘い方が好みの方が多いことと、糖度という目に見やすい指標を追いかけることが農の工業化の中で取り組みやすいことの結果でしょうね。

それにしても、梅干しです。
ある時期から、本当に味が変わってしまった。
まずとにかく甘く、酸味が少ない。
蜂蜜入りという、甘さを狙った商品ならともかく、スタンダードなものがすべて甘い。
酸っぱさという味覚を激しく嫌う人が世の中多いこともあるのでしょうね。
酸っぱいとクレームになるとか。とにかく酸っぱくない。

でも間違いなく、梅干しは酸味と塩味で食べるものではないでしょうか?
甘さ要素はゼロに近いほうが、しっくりくる。
実際に自分で梅の実から漬けてみれば分かりますが、梅干し本来の味に甘さはありません。
どうしてしまったんだろう。子供の頃の梅干しは全部しょっぱくて、酸っぱかたのになあー。
と地味にモヤモヤしていました。
探せばもちろん昔ながらの梅干しもあるのでしょうが、それを探す時間というのは現実の生活の中ではなかなか見つけ出しにくいまま、不満だったのですが、遂に出会いました。
ドドーン。

成城石井で1780円(税別)で買った、「曽我の梅干し」、JAのマークと小田原名産との文字があります。
原材料の表記が「梅・漬け原材料(食塩)」とだけと圧倒的にシンプルです。
ここら辺が、工業化の罠で、世の中に流通しているの多くの梅干しがこの原材料欄にアミノ酸とかステビアとか、あーでもない、こーでもないという添加物祭りなのですね。でもそもそも保存食品の極みでもある梅干しに添加物なんか要るのでしょうか?私の結論は、絶対いらないです。
日本人が長年かかって作りだした、この梅干しという梅を塩だけで漬けて引き出す魔術的な味に、添加物は不要。きっと梅干しが将来も残るのであれば原点のこの味に戻るはず。さもなければ、梅干しは消えると思いますね。

果肉も自然な色味。
変なツヤとか、明るい色味がないこの落ち着いた渋い色が本来の梅干しです。

崩しても、変な粘っこさがありません。
うーん。口の中がじゅわーっつとする。

食べれば、とにかく自然なしょっぱさと、酸っぱさ。
とにかく、和食とはなんでも相性が良いです。鍋のベースにしても美味しい。

しかもこの「曽我の梅干し」、成城石井さんで売っているのですが、800gで1790円。
100個以上中玉ぐらいの梅干しがたっぷり入っています。

なんか通販番組みたいになっていますが、通販じゃないですよ~
JAのサイトを応援する気持ちで下記乗せておきますが、今ならば成城石井で買った方が安いな。
すごいな成城石井も。
梅とお塩だけで作った梅干(小田原市産) 約800g
東海道五十三次の宿場町として栄えた小田原市。名産の梅干は、箱根越えをする旅人の元気の源として大活躍をしたそうです。大切に育てた梅をお塩だけで漬けた昔ながらの伝統の品です。

とにかく、本物の梅干しの命脈を保ってくれてありがとうございますと言いたいですね。

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