【第3回 豊洲市場で朝食を】すし処 おかめ 寿司10貫2000円

突然はじめた「豊洲市場で朝食を」企画ですが、はじめてみるとなぜか豊洲市場に朝行く気がおきます。人間のすりこみ効果ってすごいですね。(というか、私が単純なだけかもしれませんが。)

さて、本日かなりすい空いてます。ちなみに朝8時ごろです。
お寿司屋さんはお客さんゼロの店多数。確かに観光客の方お昼後に向かって増えていくとはいえ、お店の人も手持ち無沙汰で外に出てきてしまっています。

私はといえば、市場イタリアンのトミーナに行こうかと思っていましたが、お休みです。

ならばと、さすがに市場で朝食なのだからお寿司行くかと、珍しくお寿司屋さんです。
ならば築地時代も隠れた名店と言われていた「すし処おかめ」さんに。

モーニングサービスという体で、10貫2000円の定食です。
やはり、観光でもなければ2000円ぐらいで食べたいものですが、これがなかなか選択肢がない現状です。
そういう意味ではありがたい価格設定ですね。

店内は外人カップルと家族連れの2組。
築地時代を考えれば、行列しないで静かな店内が超貴重な気がします。
7街区管理棟のお店は、中庭側も窓があって明るくて良いですね。

極めて端正な10貫。
しゃりもこぶりで、朝にはちょうど良いかも。
比較的淡白な10貫で、朝を意識しているのかもしれません。
お椀はお味噌汁。アラ出汁ベースの市場らしいお味です。

味はとにかくスタンダード。まったく奇をてらったところがありません。
見たまんまのお味としか言いようがありません。

あえて言えば「寿司のメートル原器」
ネタは確かに鮮度を感じる市場ならではのものですし、仕事も控えめ、シャリのお酢も控えめですのでストレートなストロングスタイル。
あまりに抑制的なスタイルにちょっと物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

それにしても静かな店内で、本格的なお寿司を朝から食べれる日本人の幸せにしみじみします。
お酒好きの私としては、刺身でいっぱいやると贅沢だろうなと思いますが、夜閉まる市場寿司のここがジレンマというとろこです。

秋月涼佑 食 関連記事

「豊洲市場で朝食を」他、食関連記事一覧へ

記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。


facebookはこちらから。

タイトルとURLをコピーしました