「2020年書籍・雑誌 販売額5%増」私が本だけは完全デジタル化しないと考える理由。

減り続けてきた、書籍の減少傾向に若干の歯止めがかかったようですね。

出版業界を調査・研究する出版科学研究所(東京・新宿)は25日、2020年の紙と電子版を合わせた推定販売額が19年比5%増の1兆6168億円だったと発表した。前年を上回るのは2年連続。電子出版が28%増と大きく伸長。紙も1%減にとどまった。新型コロナウイルス下による巣ごもり消費を追い風に、人気漫画「鬼滅の刃」のヒットがけん引した。
20年出版販売額、紙と電子で5%増 「鬼滅の刃」けん引
出版業界を調査・研究する出版科学研究所(東京・新宿)は25日、2020年の紙と電子版を合わせた推定販売額が19年比5%増の1兆6168億円だったと発表した。前年を上回るのは2年連続。電子出版が28%増と大きく伸長。紙も1%減にとどまった。新型コロナウイルス下による巣ごもり消費を追い風に、人気漫画「鬼滅の刃」のヒットがけ...
とは言え、紙の書籍1%減を電子書籍が補ったとのことですので、印刷物メディアとしての書籍・雑誌はわずかといえ減ったということです。
特に雑誌は9%減ですから相変わらず厳しいですね。コロナの広告減を合わせて考えればかなり追い込まれてきた雑誌も多いに違いありません。
雑誌広告41.9%減はさすがに衝撃
かねて雑誌の不調は伝えられてきたわけですが、やはり41.9%減という数字は衝撃的です。 さすがの大手広告代理店も雑誌に限らず厳しい数字のようで、ここまで大きく数字が影響を受けたことは過去数十年ないんじゃないんでしょうかね。 とは...

とにかく雑誌大好き、書籍大好きな私としては、商業施設一つとっても本屋が一番大好きな場所です。どんなに大きくて魅力的な大型商業施設でも本屋がなければ価値半減と見なす人間です。

(写真:AC)

そんな本屋、特に大型書店も、都心部でさえ随分閉店してしまいましたし、残っている書店も文具を売ったりしながら、なんとかしのいでいる風で、心細い感じは否めません。

本「たんさんタワー」では、何度も記事にさせていただいていますが、筆者秋月はメディアのデジタル化に基本まったく抵抗がない人間です。
大好きな音楽鑑賞の領域では、10年ほど前にハイレゾスペックで音源をデジタル化できるとなった時点で、数千枚はあったと思うCD、レコードを全てハイレゾでリッピング(デジタルコピー)して、物理メディアとしてのレコード・CDは数十枚のメモリアル的なものを除いてすべてディスクユニオンなどに二束三文でタタキ売って処分しました。
ハイレゾがなぜスゴイのか、魯山人(ろさんじん)に教わった
最近、北大路魯山人(きたおうじろさんじん)の本を読み返しています。 北大路魯山人って何者なんですかね。Wikiによれば「北大路 魯山人は、日本の芸術家。本名は北大路 房次郎。 晩年まで、篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家...
映像コンテンツも、J:COM中でもゴルフネットワークなどの有料チャンネルも購入していますし、WOWOW、Netflix、AmazonPrime、Hulu、GOLFTVとかなりの契約をしています。もちろん個人としてのエンタメもありますが、新しいメディアを使って勉強しようという気が両方あります。
とにかく一番見ないのが地上波のテレビ番組であることは間違いありませんが、一番見ているのはユーチューブでしょうか。
自分でも今後ユーチューブで何か始めてみたいなと考えています。
【格付けサイトウオッチング 第8回】☆YouTube「大西裕次郎チャンネル」おっサリーマンのランチングタイム
久しぶりの「格付けサイトウオッチング」となってしまいました。 格付けサイトウオッチング ☆一覧へ まったくこちらの都合なのですが、ランキングを更新したりするのにちょっと手間がかかりますので、毎日更新している本サイトの日々作業の中...

そんなメディアのデジタル化ウエルカムな私ですが、どうしても書籍・雑誌・新聞だけは紙メディアの方が好きだと落ち着いてきました。

まず新聞。オウンドメディア、外部メディアにこうやって記事も書きますので、大量に各種記事を読んでいる方だと思います。
もちろんネット記事も主要なものはかなり目を通している方ですが、いまだに印刷された新聞も不要だとは感じません。
やはり一覧性というのでしょうか。あの30段でグワーッと情報がなだれ込んでくる感じが活字中毒の私には必要ですし、電子書籍にこれに匹敵する一覧性がないのです。やはり紙の新聞は紙の新聞でまったくなくなりはしないように一応思います。
一応というのが、やはり人間日々の生活がここまでデジタル化、スマホ化すると、こんな私でさえちょっとあの再生紙のざらついた感じやインク感に古臭いなと違和感を感じてしまう部分があり、となれば新聞にそれほど思い入れがない多くの方にとってはもはやスマホがあれば十分なんだろうなとは感じます。
デニーズ 読売新聞朝刊サービス
朝食によくファミリーレストランを利用させてもらってます。 朝から和定食でもコンチネンタルブレックファストでも手ごろに選べるのはありがたい限りですし、最近では本格的なコーヒーサーバーを使っての美味しいコーヒーが飲み放題なのもうれしいです。 ...
一方で、書籍・雑誌は、現時点での私の結論やはり紙の印刷物の方が圧倒的に良いです。
もちろんKindleなど電子書籍も使うのですが、なんなんでしょう。紙の物理メディアとしての書籍の方がやはり電子書籍より読みやすい。
まだまだなぜそうなのか理由を分析中ですが、スクロールより紙をめくる方が直感的で簡単だとか、電子書籍のレイアウトが今のところ紙の書籍のレイアウトを踏襲しているけれど、多分電子書籍にあっていないとか、色々な要素の積み重なりが差になっているように思います。
とにかく、ハワイのプールサイドで、あるいは大好きなカフェラウンジで今日はどっかり本を読むぞ!というとき持っていきたいのは、物理的な印刷物としての書籍に他ならないのです。この本音は、便利であればデジタルメディアにまったく抵抗が無い上に、物理的にかさばるものを減らせるなら減らしたい性分の私が言うのですから間違いありません。ただのノスタルジー志向でそう感じるだけではないように自分では思っています。
(ほらビルゲイツもそうなんですからね。)
【第19回】衝撃の書「ホモデウスを読む」 - ビルゲイツのトートバッグ
どうやら私たちの幸福感は謎めいたガラスの天井にぶち当たり、前例のない成果をどれだけあげようとも、増すことができないように見える。たとえすべての人に無料で食べ物を提供し、あらゆる疾病を治し、世界平和を確保したとしても、そのガラスの天井を打ち砕...

雑誌なんてなおさらです。やはりグラビアの発色、見開きのサイズ感。写真の、見え方がまったく違います。
広告屋としての私は、売上は別として自分の趣味としてはTVCMやネット広告などよりも新聞・雑誌・ポスターなどのグラフィック広告を作る方が好きなのですが、まさにそんなグラフィック広告やエディトリアル美術の味を堪能できるのは雑誌という紙メディアを置いて他にありません。

そんな中で、電子メディアを含めれば出版社もなんとか業績低下に歯止めをかけたのでしょうし、出版全体で紙のメディアの漸減傾向にも歯止めがかかったのだとすれば嬉しい限りです。もちろん鬼滅の刃ブームとかコロナの巣ごもり消費など追い風もあってのことでしょうが、今期以降もがんばって欲しいものですね。

もちろん私個人としても、好きで引き続きガンガン購入し続ける所存ですので、書籍・雑誌の豊かな生態系が盛り返すことを心から願うところです。

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