エイ出版倒産。されど趣味の雑誌は死なないというか死なないで欲しい。

趣味やライフスタイルの雑誌を多く出している、中堅出版社の「エイ出版社」さんが民事再生法手続きを申請したとのことです。

メンズファッション誌の「ライトニング(LIGHTNING)」や「セカンド(2ND)」、バイク誌の「ライダースクラブ(RIDERS CLUB)」など、趣味の雑誌を多数手掛けるエイ出版社(東京都、角謙二社長)は2月9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンクによると負債額は57億円、2020年3月期の売上高は55億円だった。
アメカジ雑誌「ライトニング」などのエイ出版社が民事再生 | WWDJAPAN.com
メンズファッション誌の「ライトニング(LIGHTNING)」や「セカンド(2ND)」、バイク誌の「ライダースクラブ(RIDERS CLUB)」など、趣味の雑誌を多数手掛けるエイ出版社(東京都、角謙二社長)は2月9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンクによると負債額は57億円、2020年3月期の売上高...

エイ出版さんの雑誌と言っても、どれがそうだとはなかなかピンとこない部分がありますが、数も多く書店の棚では目にしていることに気がつきます。
「世田谷ライフ」「湘南スタイル」「田園都市生活」など、地域を特定してのライフスタイル雑誌など本当にユニークですよね。もちろん世田谷だけで売っているわけではないでしょうから、北海道や九州の方でも興味をもって購読しているとするとなかなか楽しいですよね。

私はゴルフ好きですので、EVENという雑誌を愛読していますが、ゴルフをプレー視点だけでなくファッションやライフスタイルから取り上げる視点は他にないユニークさで、最近の若手プレーヤーの増加に少なからず貢献しているように思います。

でも、ここが雑誌社さんの救いですが、雑誌の発行自体は出資者を得て継続されるようですね。ドリームインキュベータ系のピークスが24誌、実業の日本社やヘリテージという会社さんなどが引き継ぐようですので、まずは良かったです。

雑誌好きな人であれば、分かっていただけると思いますが、ある特定の趣味やライフスタイルの世界の情報を得て、その文化を堪能するのに雑誌ほど楽しいものは他にないんですよね。実際問題。
ニュースなどはともかく、ネットの世界で一番物足りないのは趣味、ライフスタイル情報です。もちろん、様々なサイトが立ち上がっているのですが、いまいち物足りない。やはり雑誌と比べるとグラフィックインパクトに欠けると思っています。特にスマホで読むには、テキストメインの記事系は良くても、やはり良い写真、カッコ良い写真がグッと盛り上げてくれる雑誌の良さがないんですよね。
私は、多くの情報がデジタル化することに前向きですし、実際そうなると思っていますが、書籍・雑誌だけはネットと住み分けて生き残ると思っています。(そこは同じ紙媒体でも新聞と違う将来になるように思います。)
「2020年書籍・雑誌 販売額5%増」私が本だけは完全デジタル化しないと考える理由。
減り続けてきた、書籍の減少傾向に若干の歯止めがかかったようですね。 出版業界を調査・研究する出版科学研究所(東京・新宿)は25日、2020年の紙と電子版を合わせた推定販売額が19年比5%増の1兆6168億円だったと発表した。前年を上回るの...

そういう意味では、なんとか各雑誌この苦しい局面を乗り越えて欲しい。
その先には、雑誌メディアとそのファンを中心にしたネット上の場を作っても良いし、リアルの場で盛り上げる方法など、まだまだ雑誌のもつ同好の士を惹きつける力で面白いことが全然できるに違いありません。

がんばって欲しいと思っています。

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