日本人って、合理的なんだか、そうでもないんだか、全然分からなくなりました

緊急事態宣言、再発令とのことです。

少なくとも日本では新型コロナの死者は、インフルエンザや交通事故などと比べても比較にならないほど少ないにもかかわらず、
ここまで副作用が厳しい施策に疑問をもってきましたが、なんとも虚しい気分でいっぱいです。
新型コロナウイルス 国内感染の状況
日本国内において現在確定している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を厚生労働省の報道発表資料からビジュアル化した

実行再生産数1.05でここまでの処置をしていて、今後下手をすれば永久に毎年流行するだろうコロナウイルスとの付き合いにどう対処していくつもりなのでしょうか。
ウイルスを恐れているようで、ウイルスの性質からして長期戦必須という覚悟を失った、単なる社会的パニックとしか思えません。
確か、人類が撲滅できたウイルスは天然痘だけのはずですから、短期決戦でなんとかなるという根拠のない幻想ではなく、超長期戦に備えて社会の体力温存も非常に大事だと思うのですが。

今、どうしても必要性があって出張中なのですが、あらためて日本の空港は良く整備されているなと感心しています。
もちろんコロナで人が少ないゆえもあるのですが、清潔で動線も整理されていて、極端に待たされることも海外の空港に比べればずっと少ないです。
レストランなど商業施設も、ここ10年でぐっと整備され空港が楽しい場所となり華やいでいます。

Markus WinklerによるPixabayからの画像

最近では航空各社のアプリもすぐれもので、事前決済、座席も選べて、タッチアンドゴーで超スムーズ。

これほど、スマートな日本人なのに、なぜ新型コロナではこれほどまでのドタバタ芝居になってしまうのでしょうかね。
不思議でしょうがありません。

道路や鉄道のインフラも世界最高。
【SankeiBiz掲載】進化する「道の駅」はインフラのヒット商品 日本だからこそできた大発明
今回のSankeiBiz記事にも書かせていただきましたが、ブランディング視点で言えば「道の駅」というネーミングが本当に素晴らしいですよね。分かりやすい、名が体(コンセプト)を表している、意外性、新鮮さもある。まさに言うことなしです。 新鮮...

でも、電柱が永久に地中化できなかったり、
コロナパニックで、日本の電線地中化は見果てぬ夢で終わりそう
本当に残念なことですが、少なくとも日本では死者がほとんど出なくなり重症患者も毎日の交通事故負傷者数の数分の一にも関わらず相かわらず「コロナが収束するまで一切の社会活動を止めてでも安心したい」というコロナ脳の皆さんの声が大きいですね。 ...

ウサギ小屋を解消できなかったり。
世も末。 40平方メートル住戸への住宅減税の異常さ。
なんと住宅ローン減税の対象が50㎡以上から40㎡以上に引き下げられるとのこと。 政府・与党が2021年度税制改正で検討する住宅ローン減税の見直しの全容が判明した。13年間の控除が受けられる特例は入居期限を22年末まで延長する。対象物件の面...

良いところとダメなところが混在する、日本人気質というものが、あらためて自国ながら理解できなくてビックリな今日この頃です。

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