カタギばかりを追い込んでどうするの?

今回の騒動、当初の闇営業騒動から転じて吉本興業お家騒動と場面が展開してきたが、ずーとモヤモヤスッキリこないんですよね。アゴラにも下記記事を書かせていただいたんですが、肝心の反社の思惑通りというか、嵌めてやろうとした人間の思うつぼになり過ぎていませんかね?
【アゴラ掲載】闇営業。日本を「さもしく」する”反社”こそを憎むべし
今回の「闇営業」騒動、色々とモヤモヤするんですよね。一番違うな~と思うのは、闇営業した宮迫さんら芸人がすべての責任を負わされる構図なんですよね。確かに、彼らは「さもしかった」。人気者だっただけに、ふざけるなという気持ちはすごくよく分かるので
悪い連中は、恐喝や恫喝するときの決まり文句で「会社にばらすぞ!」と怒鳴り散らすわけで、言ってみれば連中の常套手段です。そんな、安い手に国やメディアをあげて乗せられているようで本当にイライラしてしまいます。せめて吉本興業の岡本社長や菅官房長官の会見では、「そもそも反社会的勢力の意図が出発点の騒動、皆さん冷静になりまししょう」というような一言があって欲しい気がします。
この騒動をさんざん見させられている我々カタギのビジネスマンは、それはもう緊張していますよ。万々一にも慎重に初対面の人と接するしかないですね。歌舞伎町や新橋で、カウンターで隣り合わせた人とバカ騒ぎなんてとてもできませんよね。逆に反社の人々からするとビッグビジネスチャンスというか、相手がカタギであればあるほど、飲み屋街で仲良くなってパチリと撮ったスマホ写真のお値段を吹っ掛けることができそうです。自分が前面に出る必要もありませんもんね、若い大学生をやとってサラリーマンと仲良くなって写真撮ってこいやの一言でスキーム成立ですよ。あとは10人に1人でもカネを払うやつがいれば良いという。
そういう事態こそを心配しています。
【アゴラ掲載】“闇営業”問題で再認識。他人ごとではない「暴排条項」
芸人に限らずなぜ同じタレントばかりがテレビに出るのか?売れっ子女優さんは確かにキレイだけど、日本で一番キレイなのか?売れっ子ばかりが使われる背景にはは間違いなくリスクヘッジの考え方があります。テレビ局とて大企業、スポンサー企業も大企業。有力

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