銀座SIXのテナント大量閉店が話題になっています。
銀座最大級の商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス/東京都中央区)」で1月17日、飲食店、アパレルショップ、コスメブランドなどのテナント14店舗が閉店した。2020年12月27日以降での閉店は計18店舗になる。 銀座最大級の商業施設「GINZA SIX」で大量閉店 1月17日に14店舗が一斉撤退2021年1月17日に14店舗、昨年末からでは計18店舗が閉店している。
元々松坂屋百貨店銀座店や東京電力、老舗広告代理店などがあった2ブロックほどの土地をまとめて松坂屋のJフロントリテイリングと森ビルが主体となって再開発した物件が銀座SIXです。
(写真;AC)
旧松坂屋銀座店がパッとしなかったこともあるでしょうし、百貨店モデルに将来性がないと見たのでしょうね、Jフロントリテイリング
としてもキッパリ場所貸し商業テナントビル(上層階はオフィス)を企画したというわけです。
私も訪問記を書きました。

当時印象的だったのは、モンクレールやジミーチュウなど超高級店でバンバン棚買いする外国人の方々でした。
でも、もちろんコロナの影響をもろに受けているということはあるかと思います。
そりゃあこうなってしまうと、そうはいきませんよね。
銀座というのは不思議な街だといつも感じるのですが、最高級のものもたくさんあるのですが、存外に庶民的、お値打ちなものを扱うお店や飲食店があふれています。どんな時期でも銀座に通う上客は、TPOに応じてそんなお店を使い分けますから、正直あまり大型商業施設を必要としていないようには思います。まあ駐車場ぐらいですかね。確かに大型駐車場は停めやすくありがたいかもしれません。
となると、インバウンドの方や観光の方が減ると一気に厳しいというわけに違いはありません。
でも、銀座SIXさんの場合はそれで良いのではないでしょうか。
元々場所貸しですから、時流にあわせてテナントも新陳代謝すれば良いのです。
1階には元々の地権者だと思いますが超老舗甘味処の「若松」が入っていたり、ワンフロア大型書店が10年ほど入っていて重宝していたら、ユザワヤになっていたり、なんだかんだとお店が入れ替わりながら、でも長い間の固定ファンに支えられる老舗も多く入居していて、何とも人肌の心地よさを感じてしまいます。
そんな銀座コアビルにも再開発の話があるようです。
何せ日本一地価の高い一帯ですからね。欧米で築50年と言えば、まだまだ新しい建物でしょうが、普請好きの日本人には我慢のできない築年数です。
意外と、銀座コアビルをはるかに超えてニュー新橋ビルのこなれた感まで至っていたりして。。。

それはそれで愉快千万に違いありません。
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