「勝どき」の再開発大規模タワマン、「パークタワー勝どき」の1期1次販売の平均倍率が2.7倍。
最高27倍ということが話題になっています。

最高27倍ということが話題になっています。

【12/27更新】パークタワー勝どき第1期1次の抽選・倍率状況および価格表について
【12月27日追記】第1期1次の価格表、倍率の詳細について、追記しました。 第1期1次の結果は、 第1期1次に販売した237戸については、「全戸登録完売」となりました。最高倍率は27倍、平均倍率は約2.7倍でした。約1,900組の来場、約6
こんなコロナ流行の真っただ中、坪単価軽く400万円超え、億円以上の大規模物件ですから豪勢なものです。
中央区アドレスのアドバンテージはあるのでしょうけれど、勝どき自体は大規模な商業施設もなく、駅直結の謳い文句もありますが、あのキャパシティオーバーで知られる「勝どき」駅ですからね。便利と言えるかどうかは微妙な気もします。
まあ、この物件を買う人は、タクシーワンメーターちょいで銀座を日常遣いというイメージでしょうか。
いよいよ保守的な富裕層の、東京で言えば西側山の手私鉄エリアの一戸建てへの執着も終わりをつげつつあるように思います。


「田園調布」「成城学園」が成功者の住所でなくなった理由
ちょっと面白い記事を読みました。 「赤坂の繁華街の裏手には高級タワーマンションが立ち並んでいます。社長のステータスが、閑静な住宅地の一戸建てから繁華街の高級タワマンに変わっているのでしょう。都心のタワマンはセキュリティを重視するところが多...
やはり、ここ10年20年で企画新築されたタワマンの利便性、セキュリティなど富裕層ならばこそ求めるスペックが浸透してきた順当な結果だと思います。
一方で、都心部での大規模物件の供給余地は実はあまり大きくありません。
今回の「パークタワー勝どき」も、かなり前から再開発の仕込みがされてきたと聞いています。
(イメージ:三井不動産ホームページ)
一時期に比べて、行政もタワマンの供給に及び腰の部分があり、超都心や築地市場跡地の物件は別として、せいぜい1億円前後の新築物件供給はそう続かないはずです。


衝撃の国策。「残価設定型」ローンで東京都心にタワマン供給は増えるのか
これは知りませんでした。なんと国が不動産での「残価設定型」ローンの国策推進を検討しているとのこと。 国土交通省は、「残価設定型」のローンの普及に向け、2021年度にも民間の金融機関が参加するモデル事業を始めると発表した。これにより、資産性...
もちろん、今後ホテルや料亭など中規模な土地はコロナ破綻などで供給が増えるでしょうけれど、
タワマンのような大規模集合住宅を建てられるほどの土地の広さがない場合が多いです。
そんな、高まるばかりのタワマン人気と一方での先々での供給不足が生み出した、高倍率でしょうけれども、一度終電が出て、次の列車がいつか分からないことを考えると、まずまず順当とは思います。
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