「パークタワー勝どき」 平均2.7倍、最高27倍の人気を考える

こんなコロナ流行の真っただ中、坪単価軽く400万円超え、億円以上の大規模物件ですから豪勢なものです。
中央区アドレスのアドバンテージはあるのでしょうけれど、勝どき自体は大規模な商業施設もなく、駅直結の謳い文句もありますが、あのキャパシティオーバーで知られる「勝どき」駅ですからね。便利と言えるかどうかは微妙な気もします。
まあ、この物件を買う人は、タクシーワンメーターちょいで銀座を日常遣いというイメージでしょうか。

やはり、ここ10年20年で企画新築されたタワマンの利便性、セキュリティなど富裕層ならばこそ求めるスペックが浸透してきた順当な結果だと思います。

一方で、都心部での大規模物件の供給余地は実はあまり大きくありません。
今回の「パークタワー勝どき」も、かなり前から再開発の仕込みがされてきたと聞いています。

(イメージ:三井不動産ホームページ)

もちろん、今後ホテルや料亭など中規模な土地はコロナ破綻などで供給が増えるでしょうけれど、
タワマンのような大規模集合住宅を建てられるほどの土地の広さがない場合が多いです。
そんな、高まるばかりのタワマン人気と一方での先々での供給不足が生み出した、高倍率でしょうけれども、一度終電が出て、次の列車がいつか分からないことを考えると、まずまず順当とは思います。

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