【アゴラ掲載】「モーニングショー」玉川徹氏、詭弁・開き直りの厚顔

これだけ読んでいただいているということは、やはり最近の「モーニングショー」特に玉川徹氏の発言に私同様疑問を感じていた方が多いのかなとは思います。記事でも書きましたが、玉川氏のなんでも「政府が悪い。厚生労働省が悪い。」との論法は正直不快でした。もちろん未曾有の自体ですから、誰にとっても完璧な対応は難しいわけですが、そんな大変な状況に昼夜問わずがんばって対処してくれているだろう行政の方々ご苦労様とも感じるわけです。

PCR検査ひとつとっても、とにかく玉川徹氏は「全国民が早急に検査を受けられる態勢を」と煽りまくってました。
いやもちろん私も玉川徹氏同様専門家ではないのですが、どう考えてもそんな方法が良いわけがない。
そもそも私は空いている病院をあまり知りません。分刻みで患者対応や診察が行われているイメージです。そんな中検査希望者や陽性判定者が病院に押しかけたら一体どうなるか誰だってわかります。特に私はNetflixの硬派なドキュメンタリー「パンデミック」を見ていましたので、田舎の静かな診療所の医師でさえ何を恐れているかといえば新型ウイルスが流行すると、速攻でキャパシティーオーバーする他ないことにこそ戦々恐々としている医療現場の人々の姿がリアルに描かれています。
【第4回 Netflixがすごい】オリジナルドキュメンタリー「パンデミック」中国からのウイルス流行をズバリ予言。今起きているウイルス流行の怖さすべてが理解できる。
中国で発生したコロナウイルスの流行大変なことになってきましたね。 医療技術も進歩していて清潔で知られる日本です、公衆衛生の面で普段深刻な危機感を持つことはそうないように思いますが、インバウンドの飛躍的拡大も含め国と国とを人が行き交う時代で...

玉川徹氏の論法は、PCR検査誰がどうやるかはそこはオレの知ったことではない。ということですからね。
しかもどう考えても、PCR検査を相当数実施して世の中に陽性判明者が激増したとして、病院で隔離するだけのキャパがあるわけではないのですから、自宅隔離しかないわけですが、そんなことが現実的にうまくいくとは到底思えない。そもそも陽性判明したのに治療法もなく静養だけ強いられる本人がたまったもんではないでしょう。

とにかくあまりにも私の意見と違うもので、番組を見ていなかったのですが、孫さんの「PCR検査100万人」提供の申し入れと撤回までの経緯のあと、あまりにも姑息に従来の主張をすり替えたやり方がさすがに気に入りませんでした。
まあ頭の良いやり方で、あくまで自分の従来の主張(PCR検査推進)は変わらないけれども、その真意は○○と論旨をすり替えてくるという。これで正直私の「義侠心」に火がつきましたね。
頭が良いけど不誠実なそんな論法を駆使するんじゃ、それじゃまさに玉川徹氏が普段から糾弾しまくってきた政治家や官僚と同じじゃん!と、言いたいのはただそこなんです。

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