【第2回 ハイレゾストリーミングで映える音楽】クリヤ・マコト/納浩一/則竹裕之「アコースティック・ウエザー・リポート」

新型コロナウイルス流行の収束はまったく見えてこず、長いトンネルの中をただひたすら日々を過ごすような不安な状況が続いております。なんとなく外出も気が進まず、仕事でテレワークの方も多そうですので、ここはハイレゾストリーミングで音楽でも当てながら仕事するのも気分転換に良いかもです。
サンクス・ゴッド!! ハイレゾアプリ版 ソニーmoraクオリタス 降誕。
音楽好きにとって、No Music,No lifeという公理は圧倒的に正しいわけで、その音楽という人生の欠くべからず構成要素にハイレゾが登場して約10年。 さらにそのハイレゾに半年ほど前サブスク(定額聴き放題)のストリーミングサービスが始...
ということで、ハイレゾで聴くと「良い=映える音楽」を急遽オススメさせてください。
ちょっと前に下記X Japan、Toshiさんのカバーアルバムを紹介させていただいたので、今更ながらそれを第1回とさせていただいて、いきなり自由に今回は第2回です!
【第1回 ハイレゾストリーミングで映える音楽】Toshiのカバーアルバムが楽しい 『IM A SINGER VOL.2』
というわけで、音楽好きにとって究極のサービスと言う他ないハイレゾストリーミングサービス。 つまりスタジオ音源レベルの楽曲をストリーミング(インターネット経由で逐次提供)によって数千万曲という膨大なアーカイブから定額制(ハイレゾでも2000...

ハイレゾで色々な音源を聴いていて、ハイレゾで映える音楽の特徴がちょっと分かってきました。
間違いなくあるのが、一つ一つの音が重なり過ぎていないということです。

例えば、マイケルジャクソンのビリージン、有名なイントロのベースリフを思い出してもらうと分かりやすいかもしれませんが、無音の中でベースがあの印象的なリフを演奏して始まります。他はほとんど無音。そこにマイケルジャクソンのウイスパーが重なるという感じで、ノリノリながらもあくまで音数少なく曲が始まります。
そう象徴的にはあんな感じの音が一番ハイレゾ感を感じれるのです。
なんというか一つ一つの楽器ならではのリアルな音色を楽しめる感じです。
多分ハイレゾに魅力を感じる人は、楽器を演奏した経験があったり、バンド経験がある方ではないかと思います。自分の演奏の巧拙はあっても本物の楽器の音を知っている人です。音数が少ないとスタジオやステージで体感したあのリアルな楽器の響きを感じられるのです。

一方で、音が分厚く塗り重ねられている感じの楽曲はちょっとハイレゾ感は分かりにくいかもです。
もちろんそういうアーティスト、楽曲にも大好きなモノはたくさんあるのですが、あえてハイレゾで聴く必要がないという感じです。典型的には「official髭男dism」の楽曲なんか典型的に分厚いですね。逆に言えばハイレゾでなくても曲の醍醐味が伝わりやすいということも大ブレイクの一因かもしれませんので、もちろん別に悪いことではありません。あくまで個性です。
【アゴラ掲載】ヒゲダン。等身大世代の紅白ステージに大注目
私個人の生活で言えば、何と言っても今年は定額制ハイレゾでのストリーミングサービスが始まったことで、NO MUSIC,NO LIFEに天恵がもたらされ限界突破。神レベルの環境がまったくの他力本願でももたらされました。 感謝です。来年以降も、...

でもハイレゾを堪能という趣旨に限れば、音の重なりが多すぎない感じです。
例えると、ミシュラン2つ星、3つ星の料理にお鍋はないという感じかもしれません。あくまで素材一品一品の味わいを丁寧に調理し、その繊細さを味わってもらうというあれです。

というわけで、私のオススメは。クリヤ・マコト/納浩一/則竹裕之「アコースティック・ウエザー・リポート」です。
なんと1,2と2枚も出ていて最高です。


お馴染みのウエザー・リポートの楽曲数々を気鋭のジャズピアニストクリヤマコト オフィシャルサイトさん以下、ドラムス、ベースというトリオ編成のシンプルさでアコースティックに演奏してくれるというアルバムです。ウエザー・リポートのフュージョン感を残しつつも、ストレートなジャズのシンプルさの解釈がカッコ良い!

【BLUE NOTE TOKYO】
日本を代表する実力派ジャズメンが集結。伝説的グループのレガシーを受け継ぐ話題のプロジェクト!

(写真:Blue Noteより)
スタジオライブという感じで、今っぽいセンスで一気に演奏する様は、本当に熱気に溢れながらもエグミがなく、文字通り目の前で演奏している感じです。
このトリオ編成、つまりミニマムな3人編成だからピアノ、ベース、ドラムそれぞれの楽器の音色がダイレクトにビシビシ伝わってくるんですね。
お酒に例えると、「Jack in Soda」つまりJack Danielソーダ割り(中でも、プレミアムな方のJack Danielをダブルでオーダーした感じでしょうか)の爽快さです。

仕事しながら聴いてもよし、夜「Jack in Soda」と聴いてもよしのまさにハイレゾでこそ映える音楽だと思います。

(写真:クリヤマコト オフィシャルサイト)

音楽・オーディオ関連過去記事一覧へ

記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。


facebookはこちらから。

タイトルとURLをコピーしました