【SankeiBiz掲載】オリンピックの余韻 聖火、そのきらめきと激しき熱量

オリンピックが閉幕しました。
やはりスポーツって良いですよね。自分がまったく知らなかった競技を含めて随分楽しさ、醍醐味を教えてもらいました。

それにしても、まあ炎上も多かったですね。
というか、閉会した今もいまだにくすぶっています。

コロナもそうですが、なぜここまで東京大会はトラブルや、スキャンダルに見舞われたのか。もちろん、それぞれにそれなりの理由があるわけですが、少し引いた目で見れば、過去の大会に対して東京2020が特段に段取り、仕切りの悪い大会だったということではないと思うんですよね。

コロナ然り。
やはりSNS時代は、かつてはそれこそ業界内や専門家の世界、大手マスコミの間だけで完結していた情報発信の時代とまったく様相が違っています。昔ならば、表ざたにならない不祥事が公になったり、少なくとも週刊誌が取り上げたところで、そこまで火が付かなかったようなネタでも、今や簡単に大延焼しやすいんだと思うんですよね。

だって、SNS時代前ならばオリンピックのロゴのデザインなんてどう考えてもプロが粛々と決めていくものだったわけで、今回のようにベルギーのデザイナーが自分のデザインと似ているとSNSで発信し、それが一気に世界中の一般の人を巻き込みながら炎上するなんてことは起きようがなかったわけです。
もし、そのようなトラブルがあっても一般の人が認知する前に、粛々と差し替えるなり、権利処理の交渉をするなりそれこそ業務的に解決、処理が進められるわけで。

やはり、我々は、SNS以前とはまったく違う世界に生きているというべきだと、今回のオリンピックとコロナではつくづく思い知らされました。

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