【SankeiBiz掲載】ローソン「悪魔のおにぎり」 大ヒットを生かす、悪魔的ブランディング戦略

コンビニやスーパーにプライベートブランド(PB)が置かれ出してから結構な月日が経ちました。
巨大流通企業の購買パワーで、名だたる一流メーカーにその名前を捨てさせて、従来のナショナルブランド商品とそん色ない品質の商品を供給させ、流通ブランドの名前で売るという製品群です。

生活者にとっても、巨大流通企業に対する信頼感がある上、大量購買保証で実現した割安感、パッケージ開発や広告等マーケティング費用を割愛することによる合理化など、リーズナブルで賢い選択肢として支持を受けてきました。簡素な見た目も合理性や低価格保証の証でむしろ分かりやすい個性と言えるかもしれません。

でも人間は即物的なばかりの生き物ではありません。例えば食品でいえば、器や盛り付けを含めたものが料理であるように、容器やパッケージデザインも大事な美味しさの一要素であるはずです。少なくともメーカーや我々メーカーさんと一緒に商品開発をしてきた人間にとって、PBのあまりにも素っ気ない合理性はちょっと残念な感じがしてしまうこともまた事実なのです。

そんな流通オリジナルブランドやプライベートブランドも進化を始めていると感じます。
その象徴的な存在が大ヒットした「悪魔のおにぎり」から派生した「悪魔の」シリーズなのです。
SankeiBiz連載中のブランドウオッチングで紹介解説しましたので、ぜひお読みください。
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