【SankeiBiz掲載】「帝国ホテル」建て替え 次世代の「和魂洋才」を期待

SankeiBizに連載させていただいている「ブランドウオッチング」新記事です。
【ブランドウォッチング】「帝国ホテル」建て替え 次世代の「和魂洋才」を期待
2月1日突然のように発表された、帝国ホテル東京をサービスアパートメントとして1ヶ月36万円で利用できるプランは、全931室のうち99室を住むように使ってもらおう…

  
日本資本のホテルと外資系ホテルは、やはり大きく違いますよね。
確かに外資系ホテルって素晴らしいですよね。長い本場のヨーロッパの宮廷や貴族文化を現代生活にセンスよく落とし込むテクニックは素晴らしく、内装やディテールの一貫したコーディネート力は、ある意味見よう見まねで洋風スタイルにアプローチしている日系ホテルとそこは大きく違うと思います。

でも一方で、最高級レベルのホテルを含めて外資系ホテルはやはり合理性の論理が通奏低音として鳴り響いているように感じられてなりません。飾りの花ひとつとっても五つ星と四つ星、三ツ星で仕様が厳格に決まっているようなマニュアル感。というか、実際にオペレーションの裏側を聞けば実際にそういう事細かなマニュアルがあるそうです。
だからこそ、世界のどこでもハイアットならハイアット、セントレジスならセントレジスというサービスを受けられる安心感はありますが、やはりどこかつまらない。

その点、日本資本の御三家、帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニ、それに加えて私は大好きなのですが、福岡の西鉄グランドホテルや京都の都ホテル(確かにオペレーターが今はウエスティンですが)、志摩観光ホテルなど私鉄資本系も加えて、日本やその地域の威信をかけるという意気込みとメンツという、”情熱”成分を色濃く感じるんですよね。
それがゆえ、普通以上、合理性以上の良い意味での過剰さがあります。

どうも「帝国ホテル」改築の方向性は、完全ウエスタンスタイル全振りのようですが、今からでも遅くない、その方向性では外資系と絶対差別化できません。なぜなら所詮彼らの方が本場、本物を知っているわけですから。
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絶対に「帝国ホテル」には、日本的な精神を込めるべきだと考えます。

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