SankeiBizで連載させていただいている「ブランドウオッチング」の新記事です。

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最近は、世界で戦える日本のプロダクトがかつてに比べて少なくなってしまい、非常に寂しい気がしています。
例えばスマホも気が付けば、日本のメーカーはソニー以外ほとんど最終製品を出せない状態までに追い込まれました。

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そんな寂しい時代に、世界で戦えている日本ブランドが「ユニクロ」と「無印良品」でしょうか。
中国企業が「ユニクロ」と「無印良品」を両方まねたようなブランドを立ち上げているようで困ったものではありますが、
それほどに惹かれているとも言えます。

それほどに惹かれているとも言えます。

ユニクロ? ダイソー? 「パクリ」企業と皮肉られていた中国メイソウが米国上場の驚異
「無印良品とユニクロとダイソーを足して3で割った中国ブランド」と揶揄されることも...
記事にも書きましたが、「無印良品」ほど日本人ならではの価値観が表現されたブランドもそうはないように思います。
簡素な中に豊かさを発見する。
例えば、俳句。
例えば、枯山水
例えば、茶の湯
禅的な精神と言うのでしょうか。
もちろん、禅を含めて最初はシルクロード、大陸から輸入された文化をベースにするわけですが日本人ならではの解釈で独自の発展定着をとげています。
鎌倉仏教で有名な「禅宗」は、「南無阿弥陀仏」で「他力本願」の宗派と違い、座禅など「自力本願」で悟りを得ようとしたわけで、その時代の「宋」から輸入されたものですが、その後深く日本人の生活文化に定着したように思います。
無駄なものをそぎ落とした中に、真価を見出す。まさに精神修養・修業的な側面があるわけです。
断捨離なども、日本人には身近なセンスですが、世界にコンマリさんなどが紹介して衝撃を与えているようです。
そんな、哲学的と言えるほどの精神性の高さと、そんな価値観を常に新鮮にプレゼンテーションできるクリエイティブ力こそ「無印良品」の素晴らしさだとあらためて実感した、新規超大型店「無印良品 東京有明」の取材でした。
ぜひご一読いただければと思います。

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