【第89回】ママのSAPIX奮闘記 「受験は水物」

2021年の受験状況がぞくぞくと耳に入ってきます。去年までは全く気にならなかったのですが、流石に今回の状況は来年に向けて情報をいれておくべきかと。
気になっているからかネット上で目に留まるようになりましたね。

昨年と今年ではコロナによる影響なのか出願状況も含めて違いがいろいろあったようです。
面談がなくなったり・・・。

これは毎年同じだろうと思いますが、合格すると思われていた学校が不合格だったり、受けても受からないと思っていた子が受かったり。
そんな様々な声が今年も聞こえてきましたね。
ということで、受験に関する心得、来年を冷静に過ごすために得たのは受験は水物であり、万全な対策をとったとしてもダメな時もある、模試が好調でも本番で不調もあるということを念頭に約1年を過ごしていこうと思っています。

(写真:AC)

受験校選定を含めて悩ましい年となり忙しそうですね。情報の取得漏れで子どもの人生に影響を与えかねないのかと思うと身が引き締まります。シャキッ!

四谷大塚の公開組分けテストに参加したことで失敗を犯したのですが、先週の日能研模試ではまずまずの結果が出せたことで子どもも一安心したようです。
日能研の模試で感動するのは、翌月曜日夕方にはWEBで結果を確認できることですね。
記憶に新しいうちに結果がわかるんです。

各塾ともWEBで公開されますが、紙でもう少し詳細な結果を郵送してくれます。
今までに早稲田アカデミー、日能研、四谷大塚そしてSAPIXを受けて分析結果を受け取ったことがありますが、見慣れていることもありSAPIXの分析が一番活用しがいがあります。「もしも、この問題が正解していたら・・・」という仮定をたてて偏差値予測を立てることで学習予定を組み替えたりしています。

各塾の模試を受けてみて思うのは、
・結果の作成方針が違うため、どう読み解くか、どう活用するかという慣れが必要
・例えば「組分け」「実力判定」「合格判定」のようにテスト名で何を判断したいテストか考えて模試を選定する必要
⇒これが組分けテストを受験した失敗からの学びです。
・各塾の問題構成の癖が読み取れるとテスト結果の見方もかわってくる。

過去はSAPIXのカリキュラム内テストしか受けたことがなかったため、当たり前に考えていたことがありました。「難易度が高いから全問解答は目指さなくてもいい、それよりも難易度が低い問題を確実に解答しよう!」というのが、長いこと目標として掲げてきました。
簡単そうですが、これがなかなか難しく高い高い壁として長らく突貫工事に時間を費やしてきた目標です。
ところが日能研の模試を受けたところ、問題数が多いけど難易度はSAPIXに比べると低いと判断しました。それなのに空欄ができてしまいました。時間がたりなかったのです。
なるほど!時間をかけずに問題を熟す訓練が足りなかったのか!
そこで対策を施しました。改善してきていますが、まだまだです。それでも着実に結果が出ていることが子どもの自信につながっています。
SAPIXを続けていたら持てなかった自信を得ることができたと確信しています。

もしもSAPIXのテストしか受けないでいたら気づけなかったと思うんですよね。

といっても本番がどうなるかはわからないということを肝に銘じて残り約1年。
あがけるところまであがいて納得できるよう努力を続けます。

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