ガースー陳謝はともかく。”カウンター鉄板焼き”最強説は事実です。

ご本人が”ガースー”とおっしゃているので、”ガースー”と呼ばせていただきますが、菅総理大臣の大人数での会食問題についてはなんとも情けないお話過ぎてコメントすることもイヤになりますよね。

新型コロナウイルス流行について病気自体の危機より、社会的パニック、インフォデミックの方が破局的だと考えている私の立場からすれば、菅総理や二階幹事長は統計数字も見て「コロナ恐るに足らず。しっかり社会活動を維持して日本社会を守りましょう。」と何故言えないのでしょうか。
高齢者が集まって大人数で会食していたことから見ても本音では誰もインフルエンザ以下のコロナなんか恐れていないことが明らかにも関わらず、なんで陳謝なんでしょうか。このどっちつかずの不誠実を安倍首相の最後といい、国民は残念に思っているということがなぜ分からないのでしょうか。
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とそんなつまらない話をしてるのもイヤなので、その会食会場となった鉄板焼き屋の話をしたいと思います。
(ステーキ屋と報道にありますが、明らかに鉄板焼き屋ですよね。確かに焼いた肉は食べさせますが、全然業態が違います。)

この「鉄板焼き」というレストラン重要な会食の場としては最強です。

(写真:AC)

特にカウンタースタイルのお店。

まず、その場で「火」を使って調理するのがとにかく良いのです。
やはり「火」というのは、人間の太古以来の本能に働きかける要素があります。
「会話があったまる」という言葉がありますが、やはり会食のメンバーによってはそう気楽にワーワーというわけにいかない場合も多いです。
そんな「固い場」でも、目の前でジュージューやってる分にはそうそう「寒く」はなりません。

次に、プロが焼いてくれる。
もちろん焼肉や鍋なんかも熱源が目の前という意味では良いのですが、やっぱりカジュアル。メンバーの誰かが鍋奉行、焼肉奉行にならざるを得ない。それを誰が担当するかだけでも余計な気遣いが発生します。
その点、鉄板焼きは焼くのはシェフですから気遣いがいりません。しかもプロの技術という美味しさ、有難味まで提供されます。
この論理は、カウンター天麩羅やお寿司にも通じる部分です。

最後に、メニューが「肉」であるということ。
ここがお鮨との違いです。
安倍総理はオバマ大統領を「すきやばし次郎」でもてなしましたが、オバマ大統領は完食できなかった。
もちろん外務省の接遇のプロも事前情報を調べ尽くした上でのおもてなしだったはずですので、オバマ氏の場合は鮨好きは前提で単にたくさん食べたくなかっただけかもしれませんが、外国人に本格的な鮨は本音ではそこまでストライクゾーンど真ん中に球がいかない場合が多いように思います。
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特に外国人の場合、ベジタリアンとか例外的な場合を除いてやはり肉をしかもガッツリが絶対外せない場合が多いのは厳然たる事実です。
だから、トランプ氏訪日の際は、、今回騒動「ひらやま」と同じく銀座の「うかい亭」だったわけです。

(写真:うかい亭ホームページより)

日本人も所詮お肉が嬉しい人が大多数ですから(私個人はどちらかと言えばお魚好きですが)、やはり大事な会食、しかも大人数参加は「肉」が良いとなります。
しかも今回騒動のお店は銀座の外れの隠れ家的に小体な有名店。

まあすべては、予算に糸目をつけなければという大前提ではありますが。

そんなこんなで、今回の会食二階さん仕切りだったようですが、会場の選択だけは間違いのないチョイスだったように思います。
「鉄板焼き」だけに鉄板というわけです(笑)

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