<ネット騒然>渋野日向子の全米女子 勝負ウェア問題を考える

昨年、全英を勝つという大金星をあげたシンデレラ渋野日向子だっただけに、誰もが期待して見守りました。
体感ゼロ℃という寒さの中、しかも最終日は距離短めのセッティングとは言えそもそも距離が長いことで知られる難コース。
最終日だけに、選手のプレーも慎重で、さらに前の組待ちの時間も長く、テレビ越しに寒さが伝わってくる状況でした。
さらに、前日の雨でフェアウエーキープしてもボールに泥がついてしまう状態で厳しいコンディションであったことは間違いありません。

でも、それはすべて予測できたこと。
それだけに、単独首位で最終日を迎える渋野日向子には万全の状態で試合に臨んで欲しかったと誰もが思ったようです。

もちろん私もそう思います。

ヤフコメでも、なんであんな寒そうな恰好をしていたのか、疑問の声が噴出していました。

何故あんな薄着で試合に臨んだの?他の選手は全員、毛糸の帽子、耳当て、上下完全な冬支度だったよ。渋野だけ季節外れの薄セーター、首を覆うタートルネックなし、ズボンはどうみても雨用とあれでは寒くでゲームに集中できなかったと思うね。大陸の砂漠の気候は日本とは全然違うから、準備不足が露呈した感じがした。
渋野日向子が涙 体感温度0度の極寒でショット定まらず「この悔しい気持ちは米ツアーでしか晴らせない」(中日スポーツ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
◇14日 米女子ゴルフ 全米女子オープン最終R(米テキサス州、チャンピオンズGC)  渋野日向子(22)=サントリー=のメジャー2冠達成はならなかった。1打差首位で迎えた最終Rは2バーディー、5ボ

さらには、ゴルフジャーナリストの船越園子さんも、まさに寒さ対策の不備を指摘。

そう、その原因は明らかに寒さのせいだった。

いや、正確に言えば、渋野の薄着のせい。もっと正確に言えば、防寒対策が甘かったことが、彼女の最大の敗因だったと言わざるを得ない。

他選手たちがニット帽を被り、耳当てを付け、セーターの下にはタートルネックのアンダーシャツなどを着こみ、セーターの上にはダウンのベストなどを重ね、さらには脱いだり着たりが楽にできるたっぷり目のジャケットなどを羽織る選手もいる中で、渋野の出で立ちは、あまりにも薄着で無防備だった。

4番ティ付近で簡易カイロらしきものを受け取っていたが、優勝争いの真っ只中で、そんな付け焼刃の緊急対策をしていたこと自体、準備不足を露呈していた。

手を温めるためのミトンがあったことは大いなる救いになっていたのだろう。だが、ショット間に、赤いセーターの上に羽織っていた白いジャケットは、見るからに薄手で、これを羽織っても、なお彼女は寒さで震えていた。

そのままスイングできるダウンのベストのようなものを用意していれば、ショットのたびに脱いだり着たりする手間は不要だったはずだ。あの白いジャケットの脱ぎ着の動作を1ラウンドで何十回も繰り返した手間とエネルギーが、寒波による極寒の空気とあいまって、彼女の集中力やパフォーマンスに大いなる悪影響をもたらしたことは、彼女自身が痛感していた。
全米女子オープン最終日、渋野日向子の敗因は、プレー以前に、すでにあった(舩越園子) - Yahoo!ニュース
渋野日向子のメジャー2勝目はならず、4位に甘んじた全米女子オープン。最終日、渋野の敗因は、実を言えば、ティオフ以前、プレーする以前に、すでに存在していたのではないだろうか。

一緒に回ったオルソンは、胴部分がしっかりダウンになっていて首までしっかり保温するけれど、腕周りはスイングの影響がないスポーツジャケット、それにニット帽と非常にスッキリとしていてなおかつ保温性の高い恰好をしていました。スタイルの良さもありますがカッコも良かった。少なくとも寒そうではなかった。

一方の渋野は、記事にもあるように寒そうで寒そうで。実際に、付け焼刃的に4番ティーでカイロを受け取っていましたが、その後もモゾモゾカイロの位置が気になるのかお腹の当たりをまさぐっていました。その瞬間に見え隠れするインナーも、結構普通の薄手な感じでますますビックリしました。
誰かヒートテック”エクストラウォーム”を教えてやって欲しい。

我々アマチュアゴルファーでさえも、今や、ユニクロでも十分ですが、ましてスポーツ専業メーカーの発熱インナーにスポーツダウンのウエアを着れば、まず寒いという感覚を感じずに、どんな真冬でもプレーできることを知っています。

その点、やはり渋野日向子のウエアを提供しているビームスさんのコンセプトはアメリカンカジュアル、ヨーロピアンカジュアルな街着を意識したものだけに、冬の機能性を突き詰めたスポーツウエア開発に弱いのではと疑われてもこれでは仕方がありません。
(私が作成した、ポジショニングマップでBEAMS GOLFは最も機能性に寄らないポジショニングです)

今の時代の素晴らしさって、かつてプラダスポーツが先鞭をつけた「ファッション性」と「機能性」を高次元で融合させたスポーツウエアを誰でも気軽に買える時代だけに、まさかの失策と言えます。
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すごく細かい推察をすれば、1日雨天順延になったので本来の勝負ウェアを順延日に消費してしまい、想定していない恰好になってしまったのかなとも思います。(加えて優勝セレモニーを考えても違和感あるウェアでしたし。)
例えそうだとしても、前日までとかぶってしまったとしても防寒優先の恰好をすべきでした。

それにしても、優勝したキム・イェリムは韓国ツアーの選手なわけですが、やはり韓国って寒そうですよね。
最近友人の勧めもあって韓流ドラマを少し見ますが、とにかくロングコートが普通に着られている情景にいつもビックりします。
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そんな寒い環境になれていたのかな、とも思いますが、それを含めて勝負ですからね。
(それにしても、キム・イェリムほとんどマスクをしてプレーしていましたが、息苦しくないのでしょうかね。)

ビームスさんには、せっかくスポーツ選手をスポンサードするわけですから、勝利に貢献するような
競技視点でのサポート強化もお願いしたいと思います。

(写真:USGA大会ホームページ)

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