震撼!中学受験の市販参考書・問題集の出来が良すぎる

というわけで、新型コロナウイルス流行は様々な副産物をもたらしたわけですが、
良かった側面を言えば、圧倒的に子供とたくさん一緒にいれた点です。
こんなことでもなかったら、仕事にかまけて二度とはやってこない小学生時代の我が子と大して多くの時間も過ごせず仕舞いだったと思います。

もう一つ、実利的な面では、少々遅れ気味だった中学受験準備の勉強を見てやることもできました。
これが、中学生、高校生になられては、私も得意科目以外なんでも見てやれるとはならないのですが、さすがに小学生の学習内容に対しては問題ありません。
やはりそれなりの上位校を目指す限り、致命的な学習上の穴があったままでは厳しいのですが、コロナ前の我が子は結構まだら模様状態。妙な難問ができるかと思えば、オイオイそんなことが分からない?と唖然とさせられる領域も多々ある状態でした。

そこを千載一遇、コロナ休校&自宅勤務のチャンスを生かして、結構綿密に潰したつもりです。

(写真:AC)
もちろん、そこは逆に親子の甘え難しさもあって、親の思い通りはまったく進まないのですが、さすがにこれだけの期間があったことでなんとか遅れだけは取り戻した状態です。
本「たんさんタワー」で「SAPIX奮闘記」を連載してくれているあやママと同じく我が家もSAPIXに通っているのですが、先日のクラス分けで数クラス上がって、本人もやればやった分成果が出ると手応えを感じてくれたようでそれが何よりでした。
【過去記事一覧】ママのSAPIX奮闘記-2022年2月へのビクトリーロード
【記事一覧】ママのSAPIX奮闘記-2022年2月へのビクトリーロード 第1回 はじめに 第2回 家庭学習について 第3回 保護者会で 第4回 二月の勝者 第5回 ワーママ 第6回 夏期講習宿題と夏休み宿題の両立 第7回 親の...

そんな自宅学習では、毎週毎日の予習復習を前提にしているSAPIXのテキストは正直使いづらいところもあり、市販の参考書・問題集を見繕って活用しました。この出版低迷の時代ではあるのですが、大型書店まで行けばかなりのバラエティーがあり目移りしまくりで結構どれを選べば良いのか迷います。
要は、どれも書いた先生や編集者の思いや、工夫、こだわりに満ちていて甲乙つけがたいのです。いい加減に乱造された雰囲気のものはほとんどありません。逆にビックリするくらいです。
かなり思いを巡らした結果の結論は、多分参考書・問題集は雰囲気で好みのモノを選べばOK。要はどれだけその信じた一冊を徹底して勉強し込むか。だとの判断を致しました。

「中学受験向けの受験業界」x「教育出版業界」真面目さのコラボレーションがこの豊穣を創出していると感じます。一冊の参考書を書く苦労ってはかり知れません。図版や表も豊富に用意して、校正もきっと信じられない回数されているはずです。
そこまでして完成させても、少子高齢化の時代、しかも中学受験しようという子供も限られますし、もちろん何年も長く売るものでしょうけれど、無茶苦茶儲かるわけはありません。
一応、書かれる先生も自分の整理やスキルアップ、名刺代わりとそれなりのモチベーションはあられるのでしょうけど、とにかくベースに「好き」がないとやっていられるわけはありません。
本当に頭が下がります。そんなそれぞれに素晴らしい学習参考書のバラエティーで満たされた書棚の前で拝みたくなるぐらいです。

問題は、どうも我が子はそんな有難みをまったく感じていない様子であることぐらいですかね。
やれやれ。自分もまったくそんな調子でしたから文句も言えませんが。
今なら、丁寧にまとめてくれている参考書の有難みも無茶苦茶分かりますし、スゲー勉強するのにな~!

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