今朝の東京は雨で風も強いので外出日和ではまったくないのですが、天邪鬼な性分はなぜかこんな日外に出たくなります。
そう言えば、「髪結いの亭主」というフランス映画は、人間存在の精妙と不思議さが嵐の日という背景になんとも衝撃的に描かれていたものです。
人間の動物性の美しさとはかなさが見事に描かれた芸術作品だとしみじみ思い出されます。
まあまさに「なんでもない日」らしいそんな四方山に思いを巡らせつつ、さてどこに行こうかなと。
ちょっとこじゃれたパンを出すカフェも良いけど、お気に入りのテラス席が今日は使えないかもなとか、吉野家とかでガッツリ牛鮭食べてお茶かなとか、ホテルの豪華和定食を奮発するのもちょっとした旅行気分ですからたまにやります。
コロナがどうしたではまったくなくて、私がかねて大のお気に入りにしていた「シャキシャキキャベツのサンドイッチ」が、いつだったか突如メニュー落ちしてしまって、まったく足が向かなくなっていたのです。

確かに、規格外にシャキシャキサラダのボリュームがこれでもかとあふれていましたので、きっと原価率も高く、作るのも=キャベツをパンにはさむのも困難だろうという代物でしたので、まともに会議をすれば「割にあわない」とか「作りにくい」とか様々出てきたのだろうなと想像はつきます。
しかも女性客など多数派のお客さんには「食べきれない」というようなネガティブな反応もされてしまうでしょうから、なかなか分が悪いです。
この新鮮さ半端ないとか、なんだこのこってり感とか、なんで味集中カウンター?とか

とにかく人間という動物を本能レベルで満足させるサムシングスペシャルが絶対必要なのです。まさにビックリ!させてくれる何か。
大戸屋なんて良い例です。東京池袋、高田馬場のオリジナル大戸屋を知ってる私からすると、かつての「え、すごいボリューム」とか「どんだけメニューあるんだよ」とか、「マジで小梅食べ放題がうれしんだよね」とかいちいち感動があったのに、
今の大戸屋さんは、社員食堂的な合理主義しか感じられず、まったく魅力がありません。

それにしても、ジョナサン。
「シャキシャキキャベツのサンド」復活してるならそう言ってよ。今日タマタマ足が向かなかったら、復活を知らずに二度と一生いかなかったも。
699円(税抜き)、お値段据置きは頑張ってるね。
でも一抹の不安は、ボリュームダウンして普通のサンドイッチになってしまってること。
恐る恐る注文しましたが。
OK。ドーン。
これこれこのはみ出んばかりのキャベツ量と、遠慮のないマヨネーズ感。
パンが従来のトーストタイプから、コッペパンタイプに変わってはいますが。
うん。これもあり。やっぱりこのメニューはシャキシャキキャベツとハムがすべてだから、相対的にバンズの違いは影響が小さい。
モーニングメニューで、ドリンクバー、スープバーもついてくるしね。
なんならモーニングセット140円(税別)のオニグラを足してもグッと豪華。
とにかく、ボリュームたっぷりキャベツのシャキシャキとしたヘルシー感と、まったく相反するマヨネーズタップタップの背徳感が同居する規格外なインパクトがこのメニューの魅力です。やっぱりモーニングとは言え、外食は感動が大事。
ジョナサンさん。このメニューがある限り、少なくとも私一名は一生ついていくので頑張ってこのメニュー存続させてくださいね。
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