さらばキッチンジロー。さらば青春の光。

キッチンジロー大量閉店のニュースはやはりショックでした。

東京大阪の人はどこかで入ったこともあったはずです。
東京大阪以外の方でも、学生時代にお世話になって懐かしい方は多いはず。

学生街の出自らしく、とにかくボリューム満点、味も濃厚パンチがあって、食べ盛りの学生も大満足のメニューでした。
私なんかは社会人になってからも、出先で出会うとなつかしさからついついフラッとランチしたものでした。
大人にはインパクトあり過ぎのボリュームと油に、もはや自分が無尽蔵な何者かではないことを思い知らされたものです。

(写真:某日筆者ランチ画像)
 
でも、あらゆる外食メニューがあふれる今と違って、個人の正直な商売が主な外食の提供者だった時代の味は、”しゃらくささ”とは無縁な、やはり実直な食事を提供してくれていたと思います。

コロナが止めを刺したのでしょう。最近よくあるパターンですがすでに行き詰まり気味の商売からコロナ(及びともなう社会的混乱)にやられていく。
確かにキッチンジローどの店も最近は経営厳しそうでした。年々増え続ける競合外食店との競争ももちろんあったのでしょうが、私が気になったのは、お店の老朽化です。
半分ぐらいが、フランチャイズということですが、昭和のフランチャイズにありがちな、お店がオーナーとともに年をとり、ボロボロなのです。特に洋食の油ものですから衛生的にも厳しい雰囲気が年々漂っていました。昭和の時代は洋食カテゴリーですしむしろちょっとしたハイカラ感があったはずなんですが。

確かに、昭和のいくつかのフランチャイズを時系列でみていると、商売繁盛していないわけではないのに、お店の改装や清掃にまったくお金が回らず陳腐化し放題で、挙句オーナー高齢化とともに去りぬ的なお店をこの他にも知っています。正直「生かさず殺さず」という言葉が頭に浮かんでくるのです。

フランチャイズオーナーは、ひと昔前は脱サラと言いましたが、なかなか起業の難しかった時代には独立の夢を果たす貴重な機会を提供していたに違いありませんが、今は起業もしやすい時代です。
私の身近な人に相談されれば、まずは慎重な判断を強くアドバイスします。やはり”他人のふんどし”で商売することはそんなに甘くない。ウインウインという言葉がありますが、我々生活者にとっては美味しいレシピを食べる機会が増えてうれしいことは間違いありませんが、店のオーナーはどうなのでしょう。長年働きづめても、店を残すこともできない。
では誰が得をしたのでしょうか?やはりフランチャイズの言い出しっぺ、もうとっくに権利を売った誰かが怪しいような気もしますが、私もそこまで暇ではないので本当にそうかどうかは見極められませんが。少なくとも個人としては、フランチャイズ加盟を気軽にしない、させないという心構えだけは必要なように感じます。

「豊洲市場で朝食を」他、食関連記事一覧へ

記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。


facebookはこちらから。

タイトルとURLをコピーしました