【SankeiBiz掲載】伊藤忠でアルマーニを扱った男の「日本推し」百貨店 伝統はもっと輝ける

記事にも書かせていただきましたが、私普段からいつもすごく不思議なんです。
さあみんなでお酒を飲みましょうという段になると、基本ワインが出るようなお店がオシャレだよね。という感じがありますよね。
もちろん高級店以上になれば、和の世界もオシャレなんですが、普段遣いの大衆価格で飲もう!となれば、酎ハイで乾杯!よりも確実にワインで乾杯という圧がある。野郎同士の気の置けない飲み会であれば、焼酎の一升瓶どーんと置いてもありなんですが、そこまでざっかけない関係で集まるとなると、もう少し雰囲気出しといた方が無難かという雰囲気がありますよね。

住環境しかりですよね。本当にこの20,30年で、かつてはせめては一部屋あった。和室がある間取りもほぼなくなりました。

変な話ですが、かつては公共施設等で少しは見かけた、和式便所もほとんど見かけなくなりました。

やっぱり日本人は鹿鳴館以来の1半世紀で一貫して、伝統的和のライフスタイルを捨て去ってきたことは間違いありませんよね。
確かに食の分野ではまだまだ和食も頑張っていますが、大きくは果てしなき洋風化の現代日本です。

私自身は文化・文明が他民族・他国ものと融合して変化していくのは自然なことの極みと思っています。考えてみれば、他者の文化とまったく隔絶した文化などちょっと前はピグミー族などあったかもしれませんが、現代社会で物珍しさ以上の価値があるとは思えません。
実際に和の伝統とされているモノの多くも元来中国や朝鮮から伝えられたものが多かったわけですからそんなものです。でも確かに鎖国もありましたし、江戸300年の幕藩体制で各地域独自の文化が磨かれたことは素晴らしいですよね、

そうなんです、日本伝統のモノづくりや各地の産品には、現代社会を生きる我々がちょっと目を向けて良いステキなモノの宝庫なのです。外国人ばかりに再発見してもらっているばかりではつまらないというのが、今回の記事の趣旨です。

ぜひお読みいただければと思います。

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