【SankeiBiz掲載】世界のお茶専門店「ルピシア」　在宅の生活者と企業がつながる時代、本社ニセコ移転で勝負

SankeiBizで連載させていただいている、「ブランドウオッチング」の新しい記事です。

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在宅勤務が多くなり、通販購入の機会が多くなりました。
元々、年々と伸びている通販の売上金額ですが、この状況がさらに加速させていることは間違いないのではないでしょうか。

(資料：公益社団法人日本通信販売協会)

最近では、送料無料や驚くほど速く届く通販商品も多くて、使うほどに便利さを実感します。
また、やはり店舗を持たないショップも多いですから安いものは安いですよね。
ネットショッピングにはまると、商品アイテム数の豊富さと掘り出し物を発見する楽しさに、ついついはまってしまいます。

でも、そんな通販会社さんのマーケティングを見ていると、一度購入したお客さんとのコミュニケーションがいまいちだなと
感じる部分が多くあります。
せっかく広告など多額の初期費用をかけて、一人当たり獲得単価数千円とか数万円という大きなコストをかけながら、
そこからの既存客マーケティングが以外とぞんざいだったり、魅力がなかったり。

その点、今回紹介したルピシアさんは本当に模範的というか、一度買ってからが楽しいのです。
全国のショッピングモールなどに店舗がありますから、通販専業というわけではありませんが、一度購入してルピシア会員になると
結構な充実内容の「ルピシアだより」という冊子が自宅に届けられます。
知っているようで知らない、お茶のウンチクなどがあって、結構これが楽しめるのです。
しかも、ささやかとは言え、ティーバッグと茶葉が一包づつついてきて、試したことのないフレーバーを楽しめて、テイスティングを自宅でできるのも良いところです。

なるほど。お茶と言う、無数のバラエティーがある奥深い商品を、長く楽しんでもらうのに良い手法だといつも感心しています。

そんな、これからのマーケティングの色々参考になる点をご紹介していますので、ご一読いただければと思います。