【SankeiBiz掲載】キットカットは「きっと勝つとぉ!」 受験生応援で日本化に大成功

センター試験を今週末に控え受験シーズンが始まりました。
いつの間にか受験応援と言えばというポジショニングを獲得していたキットカット。

筆者である私自身外資系企業のクライアントさんのお仕事をすることが多いのですが、ここまでいい意味でドメスティックというのでしょうかその土地の文化に根差したキャンペーンを実現することは、世界で各ブランドの開発方針や販促方法を精密に決めているグローバルマーケティング企業では、本当に実現が難しいことだと思いました。そんな感嘆を記事にしました。

記事にも書きましたがマーケティングやブランディングというと錦の御旗というか、もうその言葉を聞いた時点で正しいことのようにいつのまにかなってしまっていますが、ご本尊のグローバルマーケティング企業にとってそれは極めてドライなツールでもあります。
植民地支配をしてきた人々の文化に根差しているんだな~と感じるぐらい、どローカルの文化なんて知ったこっちゃない。という本音さえ見え隠れする欧米エスタブリッシュメントならではの表面の紳士的・友好的なマナーと裏腹な結構強引な方法論であったりもするのです。
でもそこは西欧列強の植民地にならなかった国、日本。マーケティングという手段においても、唯々諾々とは植民地に甘んじなかった.
ちょっとおおげさなようですが、私も外資系クライアントさんをたくさん直接に接してきましたから、そんな外資系企業ならではの日本人スタッフの闘いの歴史さえこのキットカット受験性応援キャンペーンからは感じてしまうのです。

下記本日掲載のSankeiBizのブランドウオッチング、よろしければぜひお読みください。

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