【SankeiBiz掲載】五輪選手村「晴海フラッグ」はニューノーマル マンションポエムには頼らない

SankeiBiz連載中のブランドウオッチングでは、オリンピック選手村をリノベーションして4145戸分譲するという未曽有の大規模集合住宅計画「晴海フラッグ」を取り上げました。

本たんさんタワーでは、政治も経済も天下国家も重要だけれども、何より十分な住環境を実現することが大事なんじゃないんでしょうか?という視点。また、日本人の住環境はまだまだ改善の取り組み余地があるのではないか?という視点で、建築やインテリア、家具のことを取り上げてきました。
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そういう意味では、直近の東京都の新築マンションの平均価格が1億円を超えたという事実かつ平均面積が63㎡に過ぎない事実は、結構重いものではないでしょうか。サラリーマン世帯が東京である程度の広さで職住近接を実現しようとすると、結構なパワーカップル属性でないと厳しいかもしれません。

そんな厳しい不動産環境の中で、週刊誌などでは半ばやけくそ気味にタワマン等の大規模集合住宅を否定するような論調が目立ちます。実際に小学校や駅などインフラのキャパシティー問題もあり行政も新築大規模集合住宅の開発に待ったをかける例が増えています。

こうなるとますます希少な新築物件はさらに高くなり、つられて中古物件も値上がりするわけで、サラリーマンが読者の週刊誌こそ「もっとタワマンを作れ!」と叫ばなければいけないのにと、あまりにも感情的な論調には呆れてしまいます。

そういう意味では「晴海フラッグ」の価格帯、専有面積で売り出されるマンションは都心部で今後簡単に出ないと思いますので、ちょっとノアの箱舟、最後の箱舟かなと感じています。

そんな「晴海フラッグ」ブランディング面でも唯一無二の手法をとっていますので、なかなか興味深いと思います。

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