
普段はジャージ、しかも薄い生地で体全体を覆うようなユニフォームでもなく、ほとんど裸というか
肉弾感あふれる恰好に目が馴染んでいるだけに、スーツ姿が新鮮です。
(洋服の青山ホームページより)
テレビの画面からも、鍛え上げた肉体に黒のスーツが似合っていますね。
カッコ良く見える三つの理由
なぜ似合うか。もちろん鍛え上げた体があるからです。
180cm以上の大きな選手も多く、見栄え、迫力があります。
いわゆるモデル体型の真逆で、筋肉の大きさが尋常ではない彼らのこと、もちろん一人一人メイドツーメジャーすなわち、個別採寸の個別縫製でしかこのフィット感はでないはず、どころか着ることもままならないでしょう。
もう一つ、格好よく見える理由は、色味を抑えたスーツの抑制感、ストイックさですよね。
普段むき出しの野性を感じさせるだけのギャップ。そこにもグッときます。
なんとこのスーツ、黒地(実際にはシャドウチェック柄になっているようですが)に白の無地シャツ、黒いネクタイです。
一見、一般的に日本では冠婚葬祭に使われるような組み合わせですが、これだけ個性的なメンバーが揃うラグビー日本代表ですから、むしろ引き立てるストイックさがとっても良い塩梅です。
そしてやっぱり全員が同じスーツを着ることの恰好良さもありますよね。
ステージに立つアイドルグループとも重なる理論です。
レプリカモデルを我々も買える。

洋服の青山と言えば。サラリーマンのユニフォームというイメージですが、
仕事服だからあまりこだわりもなくしょうがないから着るかぁという感じではなく、
よっしゃー!オレもラグビー日本代表のスピリッツでがんばるぞー。という気分でスーツを着たいですものね。
失礼ながら普段実用的というか機能的な評価はともかく、ちょっと情緒価値の訴求が弱いブランディングと感じる「洋服の青山」さんですので、公式スーツ協賛のアプローチはとっても有効な気がします。
ところでHILTONとあるブランド名は、イタリアVestamenta社の自社ブランドHILTON TIMEと関係あるのですかね。
Vestamenta社と言えば、アルマーニの黒ラベルつまりコレクションラインのOEM製造で有名な技術が高い工場ですが、生粋のイタリアメイドで鳴らすブランド、日本製を訴求するのならばHILTONブランドにこだわる必要はないように思いますが。。。
公式スーツはサッカーが元祖?

(ダンヒルプレスリリースより)
ダンヒルが長年供給していますよね。

サッカー選手も腿(もも)が異常に太いなど並の体型ではないですが、背が高い選手も多く、スーツを着ると恰好良いこと格好良いこと。
高校時代は「ハンパねェー」と地元の伝説ぐらいのヒーローが結集しているわけですから、恰好良くて当たり前かもしれません。
ゴルフの公式ユニフォームも決まってる

有料チャンネルのゴルフチャンネルでしか日本では見られないので、ちょっとマイナー感があるかもしれませんが、
世界的にはライダーカップのない隔年に開催される「全米チーム」対「世界選抜」で戦われるマッチプレー、出場選手に選抜されるだけでも名誉と言うビッグな大会です。今回は松山英樹が出てますし、かつては石川遼が最年少出場したり、丸山茂樹が活躍するなど日本人も活躍しています。普段の個人戦と違い、チームの威信をかけて戦うコンセプトが珍重されていて格が高いとされる大会なんです。
そしてチームユニフォームがなんとも良いんですよね。
全米チームは赤に白。世界選抜は黒基調。
ちょっと写真が小さいですが…
(大会公式Twitterより)
黒にパンツは日替わりのようですが、このカーキーチノパンスタイルも良いじゃないですか。
大人な感じです。
(大会公式Twitterより)
ギャラリーも選手と同じスタイルで応援して盛り上がるのも良い。
何はともあれ、スポーツの公式ユニフォームやスーツから目を離せません。
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