そう言えばオリンピックゴルフ会場選定に感じていた、慶応閥,コネ通流の嫌な予感

久しぶりに我が野良ブログ「たんさんタワー」を更新してみます。
おかげさまでお仕事が忙しく最近なかなか書く時間がありませんでしたが、ちょっと文字数も軽めにして、そうそう同じ内容をツイッターでも流すようにしてみようと思います。

さて世間を騒がせているオリンピックの贈賄疑惑問題ですが、広告業界出身者としてはもちろん気になるニュースなわけですが、私個人は高橋スタイル=”鬼十則”電通ストロングスタイル、コネ上等、マウンティング最高の高橋氏と真逆スタイルの広告マンできていると思いますので、結構客観的、冷ややかにこの話を見ています。

ひとつふと思い出したのは、オリンピックゴルフ競技の会場選定が名門バリバリの「霞が関カンツリー倶楽部」だったときに感じた違和感です。後付けで言うわけじゃないですよ、当時このブログでしっかり書いていますからね。
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万国すべての人が、富や権力の多寡にかかわらずスポーツで競うという世界で最も”フェア””オープン””ユニバーサル””ダイバーシティ”を志すイベントに、「霞が関カンツリー倶楽部」という最も”閉鎖的””エクスクルーシブ””排他的””エリート、マウンティング指向”な誰でもが気軽にプレーできない会場は似合わないという違和感がすごくあったのですね。

案の上側聞するところによれば、当初あったパブリックの「葛西ゴルフリンクス」をお得意の慶応人脈で半ば無理やり高橋氏や武田氏にどうせ連なる「霞が関カンツリー俱楽部」のお歴々がその影響力をいかんなく発揮してオリンピック会場
としてもっていったと聞きました。

(写真:AC)

そりゃあ元々埋立地に都が作った「葛西ゴルフリンクス」とても名門感はないですしね。率直に言って河川敷に毛が生えたような質素な感じは否めませんよね。でもオリンピックにはその方がふさわしかったように、ことこうなってますます感じますね。

電通高橋流がいみじくも体現してきたものは、「コネ」「閥」「排他」「エリート主義」「マウンティング」であって、慶応、電通、高級会員制ゴルフ倶楽部はまさにそんな価値観を体現してきたわけです。

奇しくも最近亡くなられた、大事な接待にあえて「吉野家」を使ったことでもあらためて尊敬された故稲盛和夫氏が、こだわった”公(おおやけ)”の精神性。

まさに今回断罪されるのはそんな仕事の流儀を支える深い精神性の部分なのかもしれませんね。

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