プロテストがギルドの入り口になる時、日本女子ゴルフ隆盛の終わりが始まる。

本サイトでも激推ししてるセキユウティンも見事合格し、今後はテレビで見られる機会増えると思うとうれしいですね。
美人過ぎるプロゴルファー セキユウティンに注目
ゴルフの話ばかりですまんが、せっかくSankeiBizにて渋野日向子プロの記事も掲載中なので 女子プロゴルファーのなんでもない話をさせてください。 ちょっといかつくなりすぎた感のある男子プロに比べると、やはり見ていて爽やかなのが女子...

ちなみにセキユウティンをなぜここまで推すかと言えば、ゴルフの所作いちいちの美しさです。
ただ美人だからというわけではないですのでお含みおきいただきたく(笑)。
さて、おめでたいのはおめでたいのですが、実は今回のLPGAプロテストから随分ルールが変わったようなのですよね。
https://www.pargolf.co.jp/special/119359

要はプロテスト合格者だけしか出れない試合が今後は大幅に増えそうで、例えば外国人等の参戦のハードルが高くなりそうだということです。
選手のマナーやホスピタリティーに対する意識を高めたりステップアップツアーの強化などと、LPGAの成果を日頃大いに認めているのですが、どうもこの流れはいただけません。
いや分かるんですよ背景は。LPGAは所詮プロゴルファーの集まりです。
JLPGAについて|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

やはり自分たちの利権を守る方向に会員の意識が向かいやすい。いわゆるギルド=排他的同業組合というやつです。
特に、世界的な傾向ですが特に女子での韓国人プロゴルファーの派手な活躍は、快く思わない人も多いように感じます。例えば私は笠りつ子さんの暴言騒動の背景には日本人(特にベテラン)プレイヤーの韓国人選手への本音の世界でのイライラ感もあったと思っています。
笠りつ子 直筆謝罪。彼女は、なぜ「死ね!」とまで言ってしまったのか?3つの理由
女子プロゴルファーの笠りつ子さんが先週末開催されたLPGAツアー第34戦『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』(賞金総額2億円、優勝賞金3,600万円)大会最終日が10月27日、兵庫県三木市・マスターズゴルフ倶楽部(6,51...

「なんで韓国人とか中国人とか、タイ人がデカい顔してるのよ!。プンプン!!」となっている空気をすごく感じます。

でもスポーツというのは特にゴルフというのは、オープンな精神性であるべきものです。子供の草野球であれば見知らぬヤツがきても、「入ーれて」といわれればその瞬間からプレイ仲間です。
ましてゴルフなど、スコットランドの海辺の羊飼いが手持ちぶさたの遊びが発祥。
某都知事ではないですが「排除」の論理はいけません。

今回のラグビーワールドカップで桜ジャパンが色々な国のバックグランドの人で編成されたように、今時日本人、外国人を言っているようではスポーツの醍醐味は大いにそがれます。

いいんですよ。勝手にギルドごっこをするのも。
そうなれば廃れていくだけです。
日本ツアーが低レベルの内輪受けのローカルツアーになれば、いいですよ私はUSLPGAの試合をWOWOWで見るだけのことです。渋野日向子も早々にUSに行くでしょう。

スポーツはナンバーワンを競うもの。世界一を目指すものです。
見ている方もその気概を楽しみたい。
なぜアジア圏最高峰のツアーにしてUSLPGAを凌ぐ世界一のツアーにしようという発想がわかないのでしょうか?

今はスポンサーにも我々にも人気のある女子ゴルフ日本トーナメントですが、過去にはボーリングなど全盛期を誇りながらあっという間に見向きもされなくなったスポーツはいくらもあります。

身内意識ばかりの利権囲い込みの発想では、今テレビ局と争っている試合の運営権・放映権の問題も所詮は大義のない利権主義とさえ思ってしまいます。

ぜひJリーグが立ち上がった際の100年構想のアジェンダなどを参考に、よりオープンに世界から選手を集められる方針への転換を期待したいですね。

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