
(写真:BS11)

復讐ものだと暗くて重くて陰険すぎて視聴者側も陰の空気に取り込まれがちになるので、どうかなぁ?と思いながら観始めました。
なんかちょっと考えていた復讐ものと違うなと感じ観ていたのですが、最終的にはとても面白く、よい作品で満足感を得られました。
2ラウンド目です。やはり一度目にはよくわからず観ていたところが理解深まった状態で観られます。
幸せってなんだろう?
お金があるから、結婚しているから、仕事を持っているから・・・そんなことが幸せの評価にはならないんだなと思いました。お金にずっと不自由がないキム・ジョンへ。しかしお金持ちがゆえに自由がなかったり、後継ぎを期待される立場なのに子どもを授かることができない不幸。親を思う子どもに恵まれたけどシングルマザーで日々の暮らしで精一杯というホン・ドヒ。長男が自殺してしまい、旦那のDVに苦しみ、恐怖の日々を過ごすイ・ミスク。この3人がそれぞれ復讐したいと考える人に対し、共同で復讐をしようと集まった復讐クラブのお話です。
本当は3人プラス1人の復讐クラブ。プラスの一人はキム・ジョンへの義理の息子イ・スギョム。スギョムはジョンへと結婚する前に旦那が関係をもった女性との間に生まれた子供だ。
復讐という目標のもとに集まったが、かけがえのない関係を築くことができ、知らない世界を広めることができる中でそれぞれが変化し成長していく様が描かれています。
韓流ドラマと言えば、ラーメン
っていうくらいラーメンが登場しますね。しかもインスタントラーメンです。カップラーメンをコンビニで食べたり、夜食というとラーメンを鍋で作り、その鍋がどんぶりの役目となりそのままラーメンをつつくシーンもよくみますね。ジョンへは財閥の娘なので、ずっとお金持ちの生活。ラーメンなんて食べたこともなかった。ホン・ドヒの息子が作ったラーメンで初めてのラーメン体験。
それ以来、何度となくラーメンを食べるのですが、なんだか美味しそう。食べたくなります。
韓国のラーメンというと以前は辛ラーメンくらいしかみかけませんでしたが、最近はもう少し種類が増えているようです。コロナ禍では韓国旅行もままならないので、ラーメンで韓国を偲びましょうかね。
基本は男尊女卑なのかなぁ
日本も少し前まではかなり男尊女卑な世の中だったと思います。しかし、いまだにドラマで日本だったらハラスメントとして問題視されるような事象がストーリー内に出てくるので韓国ではまだまだ身近な出来事なのかな?と思ったりします。
このドラマでもセクハラやDVも出てきます。驚いたのは、ジョンへの個人資産である不動産を勝手に旦那名義にされていたことです。いくら夫婦とはいえ、窃盗と同等なのでは?こんなことあり得るの?と不思議に思う部分もあったりはします。
ドラマだからなのか、本当にありうることなのか、どっちなんだろ???
俳優魂

このドラマで女優魂を感じたのは、ジョンへを演じているイ・ヨウォンです。酔っぱらってトイレに入り紙がないとドアを開けて会話するシーンがあります。
日本だと上半身が映るくらいの映像になりがちですが、韓国は違いましたね。ズボンを下ろして便器に座っているところを、足まで映しています。足の下にズボンが。驚かされます。
このくらいの覚悟がないと韓国では成功できないのかもしれませんね。素晴らしい!
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