トランプの英語はともかく楽しい。

アメリカでは、2回目のトランプとバイデンのディベートが行われたようですね。
1回目ほどは荒れなかったことがニュースになっています。less chaosということです。
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まあ確かに今回2回目のディベートは1回目の場外乱闘に比べると圧倒的に普通で比較的にはツマラないのですが、
英語学習用には聴き取りやすい分だけ良いような気がします。

政治スタイルやトリッキーな人格に好き嫌いはあるでしょうが、日本人にとってはトランプが再選してくれた方が幸せなことは間違いないでしょう。クリントン、オバマ政権の民主党時代は日本に対してとにかく冷たかった(オバマは数寄屋橋次郎の寿司を残してたし。。そういう問題じゃないか。まあ、トランプ再選がアメリカ人にとって幸せかはまた別の問題ですが。)
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とにかく、政治的なことはさて置いて、私が一つだけ言えると思うのは、トランプの英語はとにかく楽しいということです。

私も人並みに延々と英語の勉強を続けてきているのですが、
一時期CNNなどアメリカのニュース音源を教材にしてヒアリングの勉強をしていたことがあるのですが、一つ間違いなく感じるのはトランプの英語は他の誰よりもダントツに面白いということです。とにかく、退屈でフォーマルなキャスターの発言やインタビューが続く中、トランプが出てくると圧倒的に楽しかった。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

まず、圧倒的に平易な言葉遣い。だからこそノンネイティブの我々にも少なくとも意味、ニュアンスがつかみやすい。
結構普通に人の発言を声色でモノマネ(バカにしたり)したり。派手に抑揚をつけたり。話し言葉のお馴染みのチャンク(決まり文句)を多用したり。
全米では、スペイン語など英語があまり流ちょうに話せない人口はすでに10%以上と言われますから、そんな国柄ではトランプ氏のような話し方が分かりやすくて伝わる層も確実に多いのでしょうね。反対派はそこがポピュリズム的で嫌なのでしょうけれど。
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そう考えると、岸田氏も石波氏もいくらなんでも話し方に魅力が無さすぎますね。岸田氏のもったいぶった感じの官僚答弁は秒で関心を失いますし、石波氏の場合マニアックな感じの話方自体はちょっと興味を惹きますが、結局何を言いたいかまったく分からない。

日本人でトランプ並みに、話し方自体で人を惹きつけてやまないのは、
何と言っても矢沢永吉さん。とにかく、何をしゃべっていても楽しそうだし、みんなも楽しくなってしまいます。
後は、元気だった頃の長嶋茂雄氏とかですかね。

ぜひ、英語を勉強する方はトランプ氏の発言に注目してみてください。一端政治的な支持不支持は脇に置くとして、最高に楽しい英語教材であることは少なくとも間違いないと思います。
(もし落選したら聴く機会が減りますので、今のうちかもです。)

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