くだらない条例の奇怪さ。茨城県議会よいい加減にしろ。

子供の頃から根拠のわからない校則やルールに反発を感じる方でした。
例えば、髪の毛の襟足は何cmまでだとか、なんだとか。
別に髪の毛を伸ばしたい気持ちもなかったので、実害はなかったとしても
そう決め人に強制するだけの合理的根拠と明快な理由がないのに、ある人間、この場合往々にして偏狭な価値観に頭のてっぺんからつま先まで染まったようなまったく尊敬できないタイプの教師だったりするわけですが、
そんな個人的な価値観を押し付ける感覚が頭にくるのです。

幸い、早々に自由な校風の学校に入ることができ、社会人としても自由闊達合理主義を重んじ、個人の価値観を最大限尊重してくれる企業で働いてこれたので、個人的にはあまりそんな無駄なことで気分を害することもほとんどなくやってこれました。
逆に言えば、世の中全体としてそんな不条理がまかり通っていることは知っていましたので、どんな努力をしてでも最低限そういう不合理のない環境で学び、働けるようにしようとこだわってきたとも言えます。振り返れば、特に就職する企業選択において、そういった価値観の視点で私の許容できる事業体は大手マスコミ企業しか存在しなかったので、ラッキーでもあったのでしょう。

そんな私の義侠心を刺激するニュースが出ていました。

別に茨城県に住んでるわけではないですが、茨城のゴルフ場にはよく行きます。
まず納得できないのが、この施策に協力するとして本当にコロナ感染を防ぐ効果があるのか?ということです。

もっと言えば、コロナ感染を防ぐという考え方自体がナンセンスで、コロナウイルスの撲滅など絶対不可能なわけだから、医療資源のキャパシティーの範囲で集団免疫を目指してゆるやかにコロナと共存する他ないのではないかという議論もあるわけです。国で言えば徹底的なロックダウンをしたことで知られるニュージーランドは、ちょっと経済活動を再開したらすぐコロナ感染者が出てしまいすぐに再度ロックダウンするはめになりました。要はコロナ感染ゼロというできない目標を掲げたことで、永久に国民全員家に閉じこもり、鎖国する他ないようなジレンマに陥っています。一方で最初から集団免疫戦略でロックダウンしなかったスウェーデンは集団免疫戦略が奏功し、通常通りの活動でもはや新規感染者がでない状態に早々に至っています。

一体、この条例で目指しているコロナ感染症戦略はどんなものなんでしょうか?
私には、ごく世俗的感覚、要は深い議論も検討もない、極めて中途半端な封じ込め作戦にしか見えません。

(茨城県ホームページより)

要は、そもそもコロナは封じ込めることができる可能性が0.1%でもあるものなのか?
百歩譲って封じ込め戦略をとるとすれば、こんな不徹底な施策に何らかの効果があるのか?
という当たり前の疑問をもってしまうということです。
そんな、訳の分からない法令に条例とは言え、公的な決め事を簡単に押し付けられることが本当に不愉快ですね。

やれやれ、なんだか自分が程度の低いヤンキー学校にでも入れられたような気分です。
茨城県には結構好きなコースがたくさんあるだけに、残念ではあります。

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