【第6回 ハイレゾストリーミングで映える音楽】「瑠璃色の地球」をハイレゾで聴く

というわけで、ハイレゾで色々な音楽を流しながら仕事をしたり掃除をしたり食事をしたりして過ごしています。
そんなことをしていると、多くのアーティストが繰り返し演奏している曲をすごく身近に感じます。

もちろんクラシックの醍醐味は、まさに良く知っている曲の新しい解釈だったり至高のアンサンブルに酔うことですから曲はスタンダードです。というか英語の”Classic”という言葉に「標準」とか「長く使われて規範になった」というニュアンスがすでにありますよね。決して「古い」という意味だけではありません。
ジャズもスタンダードな楽曲がもちろんあります。

でも、やはりなんだかんだと、大好きなのが日本のポップスです。歌謡曲やフォーク、R&B、演歌など出自な様々ですが長く名曲と認識されて多くのアーティストがリスペクトして歌い継がれてきた曲は本当にしみじみとくるものが多いですよね。どうしても音楽に「これは歌謡曲だから○○だ。」とか「フォークなんて古いよな」とか、ラベル貼りをして喰わず嫌いをしたがる我々は生き物のようですが、やはりプロのミュージシャンがカバーする曲には必ず聴きどころがあるように思いますし、色々なアーティストの解釈を聴き比べるのもすごく楽しい。
【第1回 ハイレゾストリーミングで映える音楽】Toshiのカバーアルバムが楽しい 『IM A SINGER VOL.2』
というわけで、音楽好きにとって究極のサービスと言う他ないハイレゾストリーミングサービス。 つまりスタジオ音源レベルの楽曲をストリーミング(インターネット経由で逐次提供)によって数千万曲という膨大なアーカイブから定額制(ハイレゾでも2000...

何より、歌詞の世界観を日本語ならではしっかり堪能できるのもうれしい限りです。

例えば、「瑠璃色の地球」なんてどうでしょうか?
オリジナルは1986年松田聖子。作詞は松本隆、作曲は平井夏美。オリジナルバージョンの編曲は武部聡志です。

何せ、松本隆作詞プロデュースの松田聖子作品に名曲が多いことはもはや定説です。

先日松本隆氏の近況の記事が出ていましたが、まさに芸能界のど真ん中にいた方。一時代を築く才能ってやっぱり素晴らしいですよね。
Yahoo!ニュース
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この「瑠璃色の地球」も最初の歌い出しのフレーズだけでもグッときますよね。情景が浮かぶ。「無いよ」でも「無いぜ」でもなく「無いさ」という言葉の選択で浮かぶ情景が確実にある。

夜明けの来ない夜は無いさ
あなたがポツリ言う

もちろん「瑠璃色の地球」というタイトルも良いですよねー。

そんな名曲をハイレゾで聴く。しかも色々なアーティスト版で聴き比べるのも楽しいです。
「瑠璃色の地球」残念ながらmora qualitasには中森明菜バージョンがないですが、一青窈、辛島美登里、林部智史、手嶌葵、イムヒョンジュ、夏川りみなどなど数え切れないほどのアーティストや、コーラスバージョンなどあります。
https://content.mora-qualitas.com/artist/yo-hitoto/album/hitotouta-universal-music-llc/track/ruriirono-chikyuu?type=web&cid=mqapp_share_web

それにしても音楽の宇宙って広大ですね。
まだまだ知らなかった名曲に出会えそうな予感がする毎日でワクワクしています。

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