八千代ゴルフクラブは何せ東京都心に近い立地。普通に毎日みんな都内に通勤している立地ですからね。しかも1961年、安田幸吉氏の設計により開場した伝統と歴史のある結構風格のあるコースです。ちなみにレストランが何気にアラスカ運営だったりして随所にかつて一流だった感じがあります。なんですが、実際にはパブリックコースとして運営されていて誰でも予約がとりやすく、特に早朝、薄暮の練習ラウンドを5000円程度からの格安で提供していて良く利用しました。この早朝、薄暮のラウンド、手引きカートでのラウンドとなりしかも一人でもまわらせてくれます。練習ラウンドに最高だったんですね。
そういう意味では風格のあるクラブですが、最近はアメリカンスタイルのカジュアル&アスリートラウンドが可能なコースでしたので、太平洋クラブという高級コースに加わるのはちょっと意外でした。
そんな高級ゴルフクラブに八千代が加わるのはうれしいですね。
さすがに最近は、ちょっと痛みも目立っていましたので、太平洋クラブの運営で磨かれれば、また名門として復活すると思います。
何より、手引きカートでのプレイができるとの情報なので良いじゃないですか。
運動強度でいえば、
①手引きカート>②キャディー付き歩きラウンド>③乗り入れのない電動カート>④コース乗り入れ可能な電動カートという順かと思います。
ゴルフをスポーツとしてプレイしたければ、①か②なんですよね。
世の中③のコースがほとんどになりました。よっぽどの名門は②のキャディー付き歩きラウンド主体ですが、主に名門だけです。
そんな中、手引きプレイができるコースは本当に貴重。
手引きカートは、ボールのところまで自分が歩いていきますから、すごくサクサクしていてスピーディーなプレイも身につきますし、何よりダラダラしなくて集中力も途切れません。まさにスポーツとしてのゴルフを楽しめるんですよね。
moritz320によるPixabayからの画像
手引きカート自体も実際なれてしまえば重たくもないです。しかも、手引きラウンドの本場アメリカからの輸入品ですが、かなりモノの良いカートも輸入されています。いつも手引きラウンドのジュニアなどはこういうものを使っています。
スポーツとしてのゴルフの醍醐味を教えてくれる手引きカートラウンド。メンテナンスの行き届く高級なコースでこそプレイできるのが本当に楽しみですし、ぜひ他の上級コースにも広がって欲しいものだと思います。
多分、普段の電動カート中心の運営に、手引きカートを数台用意して好きな人、ハンディ条件を満たした人だけがプレイ可能にすれば運用も極めて現実的なはずです。
とかく昭和の接待ゴルフの名残がある日本のゴルフ文化ですが、こういうアスリートゴルフへの進化は大歓迎です。
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