いやいや良く出ていました。年末年始のテレビ特番に渋野日向子、畑岡奈紗、原英莉花。そいえばアンシネ選手のバラエティー番組出演も見ました。
特に全英オープンを制した渋野日向子選手は紅白歌合戦の審査委員というハレの舞台に堂々ノーベル賞受賞の吉野さんたちと並んだのでした。とかく演出面でアレコレ言われている今回の紅白、審査員の棚ざらし感はちょっと気になりましたが、渋野選手も楽しそうで贅沢なにぎやかしではありました。
渋野選手を筆頭にテレビにイベントに引っ張りだこ


(TBSホームページより)
一緒に出演した原英莉花、新垣比菜と仲良く色々なゴルフをアレンジ?したゲームをしたりで楽しかった。

(番組Twitterより)


(石橋貴明氏Twitterより)

さすがだなっと思ったのは、世界ランキング3位の畑岡奈紗選手。100ヤード地点の空中20mに浮かんだ空中グリーンに一発ナイスオン。とんねるずの二人や他の選手が距離感を図れずに苦戦する中での完全に読み切ってのプレーですから実力です。やはりアメリカのコースって色々なコースがある印象で、中には普通にプロゴルファー猿かよ!というコースも。良くも悪くもどこにいっても同じように整備が行き届いていている日本と違う環境で実績を残してきた力を感じました。

(番組Twitterより)
そんな「とんねるずのスポーツ王」番組内のインタビューで渋野選手、「2011年からはUSLPGAツアーに参戦する」と明言しましたから大二ユースです。でもなぜかほとんど報じられていないのはなんででしょう?いずれはそうなるだろうと誰もが考えていたけれどハッキリと意向が表明されたのは初めてでは?と思うのですが。
アスリートならではのオーラ、魅力
そして私個人が凄まじいインパクトを感じたのが、週刊現代最新号(1/11,18合併号)巻頭のグラビア。
(週刊現代Twitterより)
今までも美人女子ゴルファーのグラビアはあったでしょうが、普段はストイックなアスリート感ただよう柏原明日架選手の本格的なグラビア登場には相当ハッとしました。体格も良いし、目鼻立ちもクッキりですから決まりますよね。グラビアに彼女を採用した野村誠一氏他スタッフの皆さんの慧眼に拍手です。
とにもかくにも見どころが多かった女子プロゴルファー有力選手のテレビ出演でしたが、とにかくみんな可愛いし、美しい。プロのメイクさんなどのサポートもあるでしょうが、普段し烈な勝負と鍛錬の日々を生きている充実がオーラ―としてにじみ出ています。柏原明日架選手にしてもなかなか勝てなかったのが、昨年初優勝からの2勝。まさにof the momentな瞬間です。
ファンならずとも、彼女たちにまた本職のタレントさんとは一味違う魅力を感じたのではないでしょうか。
これを機会にゴルフファンが増えてくれればと思います。
スポーツ界、スポ根主義、権威主義の悪弊との決別を表現する笑顔にナイス
ちょっと論考的なことを書きますと、女子プロゴルファーがこれほどテレビに出る背景には、スポーツマーケティングのプロの介在があります。エージェント契約などをしたプロが水面下で彼女たちとメディアのマッチング忙しいです。正直成功している例ばかりではありませんが、スポーツマーケティング分野の専門会社を各広告代理店設立したりでこの分野には力が各社力が入っています。
一方のプロ個々人のモチベーションは、「一般の方がゴルフに興味をもつきっかけになれば」という公のものと、「タレントさんに会いたい」とかちょっとミーハな本音と半々だと思います。でも心から番組出演を楽しんでいる彼女たちの姿を見ているとこちらもうれしくなるし、本当に誰もがちょっとお得なオフシーズンの楽しみ方だと思いますので、この風潮がどんどん盛り上がって欲しいと思います。(来年は笠りつ子選手も活躍してぜひ明るい笑顔で登場して欲しい)
一昔前ならば、勘違いのスポ根主義や権威主義で、「チャラチャラしている場合か!」とか「ケガをしたらどうする!」などと余分なことを周囲の誰かが言ったものでしょうが、うれしいことに急速にそんな雰囲気は廃れつつあります。
実際にテッコンドー協会やちょっと前はアマチュアボクシングの協会の権威主義のトップ独裁に反撃ののろしがあがりました。つくづくスポーツが時代錯誤な原理主義から解放される元年が昨年2019年だったとすれば、シブコスマイルに代表される彼女たちプロの屈託のない明るい笑顔での2020年の活躍がそんな時代を証明してくれるだろうと思い、今から楽しみで仕方ありません。
ちなみに、先ほどの「とんねるずのスポーツ王」の空中グリーンチャレンジ。収録後も渋野日向子、原英莉花、石川遼の現役3選手はグリーンオンするまで納得できず何十球とオンするまで居残っていたのが印象的でした。
まさにアスリートスピリット。今年の活躍がますます楽しみです。
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