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「嶺上開花」 さて何と読むでしょう?

なんと読むか分からない方は、きっと麻雀をやらないというだけなので、お気になさらず。
ちなみに答えは「りんしゃんかいほう」です。

最近寝る前スマホをベッドに持ち込んで麻雀をやります。
そう麻雀と言っても、SEGAの”NET麻雀 MJ”というネット対戦ゲームです。
いやいやまったく侮れないのですこれが。麻雀という究極のゲーム性に加えてコンピューターゲームならではの爆ドラ設定の趣向や。何せサクサクゲームが進むのでストレスが少ないです。

そんなこんなで思ったのが、麻雀用語って、なかなか詩的というか文学的なんですよね。

・「嶺上開花」(りんしゃんかいほう)
カン(4枚同じ牌)して足りなくなった牌を補充するために引く牌がロン(当たり)になったときの役の名前ですが、言い得て妙。嶺の上に花が咲く。音も美しいじゃないですか。
・「九蓮宝燈」(ちゅうれんぽうとう)
上がった人は死ぬという伝説がある役満(最高得点の上がり役)のひとつです。「麻雀放浪記」では出目徳がこれを上がって実際に死んでしまい、ドブに放り込まれます。これも役の荘厳さと尋常なさが言葉から伝わってきます。
・「河底撈魚」(ほうていらおゆい)
最後の牌でロンすることです。最後の牌を河底(ほうてい)と表現するあたり渋いです。
・「国士無双」(こくしむそう)
これは皆さんおなじみですよね。普通なら、絶対一緒にならない牌だけでメンツを完成させる役満。各国の英雄が揃い踏みしましたどうだー。という感じが字面から伝わってきます。

すいません。マイ麻雀ブームなので、ちょっと盛り上がり過ぎましたが、思うのは最近中国や韓国と微妙じゃないですか。SNS時代ということもあるのでしょうが、どうしても過激な発言も目立ちやすく、感情が刺激されやすい状況だなとは感じています。

まあ、隣国の政治体制の問題ですし困ったは困ったに違いありませんし、外交的に毅然と対処するべきものはするべきと私も思っているのですが、やはり行き過ぎは醜いなと。
特に、政治的な問題をその国の文化や国民性に安直に還元して憎んだり、バカにしたりするのは醜悪の極みだと思いますね。行きつく先はナチスの「アーリア人種至上主義」よるユダヤ人大量虐殺ですよ。

中国に対して厳しかった石原慎太郎氏にしても、先日YouTubeでたまたま都知事時代の会見を見ましたが「中国共産党の政治体制は認めないが、中国の歴史文化は尊敬も敬愛もしている」というような趣旨の発言をしていました。文学者としては当然のことですし、氏の著作を読むと漢詩など漢籍の教養に厚いことがわかります。

どんな国であっても他国の文化と隔絶して歴史をすすめてきた国はありません。最近までは、ピグミーなど未開の奥地にそのような人々がわずかに発見されずいたようですが、他の文化を吸収できない分原始的な狩猟採集の生活に届まっており人口も増やせず比較的少人数のグループに過ぎません。

本「たんさんタワー」で好評いただいている「ホモデウスを読む」でも紹介させていただいていますが、「ホモデウス」と並ぶ文明発展論のベストセラー「 銃・病原菌・鉄」で語られている最大のテーマは。「なぜ文化文明が発展する国とそうでない国が存在するのか?」、「その結果発展が遅れた方は、進んだ国に征服される」「それは人種的な賢さとか優秀さの差なのか?」というものです。上下巻にわたる大著にして初めてそれを説明しているので詳しくはぜひ読んでいただく他ないのですが、結論は地理的な要因がほぼその国の発展度合いの歴史的決定要因になっていて、一部の人種や国に天才や偉人が偏在しているわけでも人種的な優秀さが影響しているわけでもない。というのが結論です。
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特に、ユーラシア大陸が文明のゆりかごになったことには、農耕に適した緯度に広大な面積があり。しかも、人類が狩猟採集の生活を卒業して定住し農耕栽培の生活を始めるのに不可欠な栽培化できる種類の穀物が多数存在していたがゆえとのこと。農耕栽培の定住生活を起点として人類は初めて、大規模な人口を養えるようになったわけですし、大規模な人口があって初めて様々な専門職が生まれる分業化がすすみ、色々なイノベーションの余地が生まれたわけです。

麻雀の話から随分と壮大なお話になってしまいましたが、要は中国、韓国と日本は歴史的大いに影響を与え合って繁栄してきたことは絶対的な事実なわけですし、文化文明のある国で隔絶して発展してきた国などないわけです。もっと言えば700万年前にアフリカで生まれた人類がグレートジャーニーの結果世界各地に住みつき、今や隣の家はウチと関係ねーとうそぶきますが、そんな話は「お前の母ちゃん出べそ」とわめいているようなレベルの話なのです。
人間というのは帰属する集団に忠誠を尽くす社会性の生き物ですし、近代国家というものが現代人にとって非常に重要な帰属集団であることも事実なのですが、まあそれ以前の人類としての成り立ちや付き合いもあるわけだから、まあほどほどにしたほうが良いと思いますね。

要は麻雀でもして、リラックスしようや。というお話です。

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