IOTの考え方-ヒントをもらった今朝の記事 超シンプルな駐車場システム

私も、自動車で出歩くことが多いので往々駐車場は利用します。
空き地を駐車場にしている場所でここ10数年ぐらいでしょうか、ポピュラーになってきたのが、駐車協の入り口には何もゲートがなくて、各駐車スロットに下からロック板がかかる式のものが増えてきました。

一昔前はゲート式で結構お金を入れるのが面倒だったですし、これならばゲートを設置できない小さなスペースも駐車場化できるので、なるほど駐車場の世界も進化したものだと感心していました。

そうこうしていると、先日ある駐車場ではロック板さえない。カメラのモニターのようなものがあって、この駐車場はカメラで管理していることを全面アピールしている。要は、お金を払はないで逃げるようなことがあったら、地獄の果てまで追いかけるぞ!というようなシステムで、シンプル極まりなく停めやすいのですけど、ちょっと気味が悪い。
余談ですが、昔私はある時間貸し駐車場に長く停める気はなかったのですが、ある事情で数週間停めざるを得なくなったことがありました。まともに計算すれば数十万円です。イヤイヤこれこれこういう事情だし、負けてくれよと交渉しましたが、ダメでしたね。裁判でもすればなんとかなったのかもしれませんが、こちらは自動車を人質にとられている。その時確信しました、あーこの人たちはこういう長期滞留の利用者からの高額な売り上げで稼ぐのだなー。と。
レンタルビデオと似たようなビジネスモデルですね。

<Photo by Martin Reisch from Burst >

話はそれましたが、今回の記事で紹介されているシステムは、そんなアレな仕組みではなく、ごくまっとうなイノベーションです。
スマホとカードを登録しておけば、決済をスマホで済ませられますし、駐車場に設置される機械はスマホと通信するための本当に小さなものだけ。電源も不要との優れものです。要は性善説ですが、停めるのは制約なくただの白線の中に停めてもらって決済だけスマホでサクッと行うと。
もちろん不正をする人には個別対応する前提でしょうが、それはロック板があろうがゲートがあろうが同じですものね。確かに、合理的です。

いやー、世の中には知恵のある人がいますね。
IOT(Internet of Things)。モノがすべてインタネットとつながる時代とも言いますが、スマホと簡単な機器の組み合わせでできることはまだまだたくさんりそうな気がします。
個人的にはすごくワクワク良いヒントをもらった気がする朝でした。

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