【第123回】ママのSAPIX奮闘記 「中受公開模試の限界」

前から思っていたけど最近更にわからなくなってきたことは、『公開模試ってどう利用し、どう受け止めて、どう理解すべきか』です。

過去問では結果が良く出るけど、公開模試ではあまり伸びが見られません。どう考えるのか・・・。

いろいろあるのですが、環境の違いによる問題点としては換気がよくない部屋を利用した受験という点が気になりました。そこが気になってからは学校受験をなるべく選択するようにしました。よくよく考えると、学校は違えど本番受験は学校の教室です。違う学校でも雰囲気は似ているだろうと思うと少しでも模擬体験できる環境がよいかなと考えました。

さてさて気になるのは成績です。

けっこう悩んで迷って話し合ってと時間かかりましたが、自分に中では着地しつつあります。

そもそも何故SAPIXをやめたのかです。
受験校の傾向から大きく乖離した観点の勉強は不要と考えたことです。不要というか、問い方学び方を塾とは違う方法にしたかったからです。公開模試は様々な学校を受験する子どもたちが受けるため、傾向が見えるような問題にはなりません。
最近受けた模試で出題された単元、塾のカリキュラムではほとんど出てきませんでした。我が子が通っていたころの情報でも、その学年でたしか一日だけでした。保護者会で先生が何度も話題に出されていましたが、一日です。そんな名前が初耳だったのでどんな問題かと思いましたが、ネーミングに惑わされただけだったなと思ったものです。
他にも営利事業である塾が主催するので、営業的意図を感じてしまう問題がみられます。
「何をみたらこの情報を得られますか?」と問い合わせしたとしたら「我が塾のテキストです。」という回答がきそうな問題を見たことがあります。
嘘ではない情報ですが、本番試験でそれを出題する学校は限りなくゼロに近いと思いました。それで失っても2点くらいでしょうけど。

ということで公開模試の結果である偏差値だけで受験校を選択するのはもったいないなと思っています。SNSでも受験を断念されるお話をみかけますが、これまたもったいないですね。

今さらですが、日本の歴史マンガを全巻購入しました。歴史が始まる前にちょっと読ませたことはありますが、全く興味を示さないし、後で質問しても覚えていないのでこちらが匙をなげました。全体の流れを再確認することと、多少の知識を持っての総復習によいのではないかと考え複数出版より検討の上、購入です。少しでも弱点を覆したい一心です。

<過去記事一覧へ>ママのSAPIX奮闘記

記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。
あやママのtwitter

秋月涼佑のtwitter

facebookはこちらから。

タイトルとURLをコピーしました