【SankeiBiz掲載】元バンド少年少女がターゲット? フェンダーにレクサスカラーをまとわせた狙いとは

バンド少年だった時代は、バンドなんて所詮はマイナーな世界だよなと感じていました。
特に大学時代は、スキーやテニス、いわゆる”おラスク(オールラウンドスポーツサークル)”的なパリピ感が今でいう”リア充”な大学生ライフの王道であるような気がしたものです。
とは言え、そんな”おラスク”的なノリが合うわけもなく、結局はちょっと語れる仲間とのバンド活動に明け暮れたわけです。
社会人になって気が付いたのは、存外に元バンドマン、バンドウーマンが多いのだということでした。中にはプロデビュー経験者も少なからずいたりするほどです。これは筆者が広告代理店に就職したからという事情もあるからだとは思いますが、いやいやなかなかどうして他業界の方でも結構出会います。なじみの居酒屋の大将が結構なバンドマンだったと、かなり通ってから知った瞬間も別に驚くにはあたらないのかもしれません。

というほど、学生時代にバンド活動をするというムーブメントは結構な世代にまたがって、男女問わずなかなかのものだったのだと思っています。

予断ですが、ユーチューブを見るようになって、やはり欧米の家の広さはうらやましいなとつくづく感じますね。有名楽曲のコピー演奏や、「ロック史に残るギターリフトップ10」などの企画を結構見るのですが、彼らは自宅でマーシャル2段積み、ドラムドラムフルセットをガンガン叩いていたりします。何なら自宅にスタジオなんて当たり前の雰囲気です。やはり日本では筆者含め、多くのプレイヤーが社会人になるとともにバンド活動から離れていく人が多いわけですが、この辺、要は自宅に演奏できる環境があるか、ないかという点は大きいですね。

とバンドにまつわる談義は尽きないわけですが、やはりみんな大人になったことを考えれば今、この時点でバンド活動を何らかしていたり、変わらずエレキギターを大きなアンプでギュンギュンやっているとすれば、それは時間的、空間的つまり金銭的にも非常に余裕がある場合が多いと言えるかもしれません。

そんな働き盛りに学生時代と変わらない情熱で音楽に向き合えるような大人。
そんなイメージに、レクサスとフェンダーのコラボレーションはまさに、なるほど感があると思いました。

記事の更新情報をお届けしています。ぜひフォーローください。


facebookはこちらから。

タイトルとURLをコピーしました