本当にこの状況見てられません。
グローバルダイニング・長谷川耕造社長(71):「もうお金がない。生き残るためにかなりの借り入れをしてきた。この先どうなるか」
表参道など都内で37の飲食店を経営する長谷川社長は自身も去年4月から報酬を5割減らしたうえで、社員の生活を守るためという営業を続ける「正当な理由」があるなどと主張していました。
一方、東京都からは「正当な理由」にはあたらないとの回答があったということです。
グローバルダイニング・長谷川耕造社長:「『正当な理由があるとは認められない』という一文でした。採用して育てた人間が辞めざるを得ない環境になるのは彼らにとっても大変。(社員を)なるべく守りたい気持ちが強い」
しかし、長谷川社長は違法行為はできないとして、命令が出れば従わざるを得ないと話しています。 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000210086.html
つくづく世の中には二つのタイプの人間がいると思います。周りを明るく楽しくすることに喜びを覚える人、少なくともそんな人の活動を素直に喜ぶ人と、そんな溌剌さや発想を持ち合わさないだけでなくどちらかと言うとそんな人の輝きを妬み、できれば壊してしまいたい人。もちろん私を含め大多数の人は、前者に属するのでしょうけれど、哀しいことにごく少数ながらそんなクラッシャータイプの人っているんですよね。どんな人間集団にも少数ながら。思いがけず悪意と呪いに満ちた言葉をかけられると、なんとも背筋に冷たいモノを感じるような悲しみを感じます。

渾身のルポルタージュ「女帝 小池百合子」も読みましたが根底には不安定な幼・青年期を反映しての単なる生き残り戦略の脊髄反射だけで生きている方なのかもしれません。
一方で、このグローバルな都市間競争の時代に、当たり前に期待したい知事発の成長戦略はほとんど見受けられませんからね、残念なことです。
(優秀な都官僚や元ヤフージャパン社長の宮坂学氏が企画している内容は、別に小池氏がいなくても進むものばかりだと思っています。)
少なくとも飲食業の経営者も従業員も立派な都民であり納税者の生存権や財産権という絶対不可侵の基本的人権に制限をかけるわけですから、どう公共の福祉上必要不可欠であるか説明を尽くす必要があるのに、『正当な理由があるとは認められない』の一文とは。
あまりに説明責任に欠けるように思います。

そんな本当にぶっ壊すばかりで世の中を、東京都を暗くつまらなくする都知事と、真っ当な商売で東京の夜を豊かにしてくれた長谷川実業、グローバルダイニング社長で、応援したいのは長谷川社長に決まっています。
それにしても、国会議員、国会といい、民主主義のコストというか、政治の機能不全、ポピュリズム化による社会のネガティブインパクトの負の波動で社会がぐちゃぐちゃになってしまうのを見ていると、結局は太平洋戦争敗戦のように焼け野原にまでなって次の世代で再興していくしかないのだろうか。とまで深刻に感じています。
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