SAPIXをやめて最初に考えたことは、「さて、このテキストをどうしようか」ということです。3年生までは迷うことなく3,4ヶ月単位で廃棄していました。
捨てちゃダメだよ!という意見を知った時には、時すでに遅し。塾代の代償でもあるテキスト。捨てるのは忍びない。しかし、とんでもない量なので持ち続けることは難しいですね。
でも安くないのよSAPIXと思うとなかなか捨てられないのでした。
4年生から納戸に溜めていましたが、大変な状況になってきていて、見るだけでストレスを感じてもいました。何がストレスと感じるのか「溜めて意味あるのか?見るのか?利用するのか?利用するとしてもどうやってこの膨大な塊から探り出すのか?」などなど。
貧乏性なので、お金かけたテキストが宝の山なのかゴミの山なのか判断できないままでしたね。唯一、4年生理科のテキストから水溶液をまとめた表だけ残っています。
廃棄作業も時間かかりました。名前の箇所を切り取って名前部分はシュレッダーして・・・って作業をやっていましたが時間給計算するとしたら結構な給金が発生するはずです。
仕方ない、自分の時間を浪費できないと一括溶解処理を依頼しました。
日数もそれなりにかかりました。
(写真:AC)
そんな中、Twitterで4年生以降のテキストは捨てちゃいけないというコメントを読みました。「ふーん、捨てちゃったけどね。」
以前、SAPIXに通って中学受験を経験したママに過去テキスト見た?と聞きましたが、見ていない・・・という回答いただきました。ということで、テキストを捨てたから受からない、テキストを溜めていたから受かる、ということではないと判断したわけです。
すごくテキストを読んで理解して、「あの単元のテキスト!」と言われて「それはこれよ!」と即取り出せるならば意味があると思いますが、私は全く覚えていないのでいちいち表紙を確認しなくてはならないのです。1冊ならまだしも、複数冊が該当するとそれをぺらぺらと捲って確認することになりますが、そこにかかる時間は少なくないと想定します。
理科の水溶液のぺら一探すにも大変でしたからね。実体験です。
そこは纏まっている市販の参考書、YouTubeでいいじゃん!!!と割り切ったわけです。
疑問に感じたことをSAPIXのテキストで解消できるのかというと、できないこともおおいです。何度質問教室に行かせたか。しかも、その疑問は子供が持った疑問ではなく私の疑問なので、私を質問教室に行かせてくれ!と思ったものです。
ということで、レア問題は捨てようぜ!って。
はぁ~スッキリ。
家の中も気持ちもスッキリとして再スタートです。
レア問題の正答率って低いので捨てても大きな影響はないと考えています。正答率の高い問題を落とさなくなってから初めて攻略を検討すればいいんじゃない、『レア問題』。
レア問題を正解したのに正答率70%の問題をおとしているようでは、受験に向けて盤石ではないということです。レア問題を追いかける暇があるなら基礎問題を確実にしたいです。
SAPIXに通っている頃は、何もかもを正解しなくてはならないと考えてしまっているときがありましたね。いや~怖い怖い、あのまま過ごしていたらどうなっていたんだろうと考えると。
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