昨日、私がツイッターでフォローさせていただいている高井伸さんのツイートで、グローバルダイニング長谷川社長が「時短営業しません宣言」を出されていることを知りました。
本当に長谷川社長の冷静なステートメントに共感。
石原慎太郎じゃないけど
「科学が風評に負けるのは国辱」ラ・ボエムと権八に通うとしよう。 https://t.co/cHT9b5K8On
— 秋月涼佑 (@ryosukeakizuki) January 8, 2021
グローバルダイニングさんと言えば、「ラボエーム」とか「権八」「ゼスト」など東京の都心部だけでも大型店を多数出店されています。
舞台装置のような内装に、高すぎない価格設定、しかも少なくとも以前は深夜営業に積極的だった印象があります。
小泉首相がブッシュ大統領を西麻布の権八でもてなしたりもありました。
私もそう言えばということで、かつて、三宿の「ラボエーム」とか「ゼスト」で深夜ウロウロしていた頃が懐かしく思い出されてきます。
(写真:グローバルダイニングホームページ)
グローバルダイニングさん、昔は長谷川実業さんと名乗っていらっしゃいましたね。
長谷川社長って、確か湘南高校卒の湘南ボーイだったはず。石原慎太郎と同じですね。
すごく洒脱な方という印象があります。
早稲田商学部を中退して欧州放浪からの起業ということ、
そう言えば以前、社員の互選で店長など人事を決めるというユニークな経営方針も話題になっていました。
なかなか独立心、気骨もある方なのでしょうね。
緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表・長谷川の考え方
2021年1月7日現在の状況におきまして、当社は宣言が発令されても営業は平常通り行う予定でございます。
■以下にその理由を記させていただきます。
⑴ 現在「緊急事態」であるのか?
私はそう思えません。
緊急事態とは「国民の生命」、「健康」、「財産」、「環境」に甚大な脅威となり得る事態と認識しております。
今の日本で、コロナ禍が国民の健康と生命に甚大な脅威なのか?
幸いなことに日本における新型コロナによる死者数は米国と比べると約40分の1と極端に少なく、
東洋経済オンラインによりますと累計で3,718人。(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ 1月5日現在)
比較として2018年の「季節性インフルエンザ」の死者数は3,328名。
大流行した1998年〜1999年は約10倍の35,000人程の方々が亡くなっている。
その時、緊急事態宣言、出ていますか?また、新聞にも出ていましたが、厚生労働省の人口動態統計速報によると、2020年10月までの総死者数は2019年と比べて約14,000人減少したとのこと。
一番の理由は、インフルエンザの感染が抑えられ、その死者数が激減した事だそうです。⑵ ロックダウンを徹底している国々で感染が下火にならず、「時短」や「休業」が感染をコントロールするのに効果ないのは世界規模で証明されていると思っているからです。
⑶ 医療崩壊、本当なのか疑問に思っています。
冬にウイルス感染症は増えるのは自然の摂理。
これに対して(パニックを起こして)、医療崩壊とおっしゃっている国や自治体の関係者、感染症専門家の方々は何の準備もしていなかった?
また、死者数は米国などの約40分の1しかいないのに、なぜ医療崩壊?⑷ 今の行政からの協力金やサポートでは時短要請に応えられません。
飲食で19時までの飲食の提供、20時までの営業では事業の維持、雇用の維持は無理です。以上の理由により、当社は緊急事態が発令された後も、平常通り営業を続ける所存です。 緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表・長谷川の考え方(2021年1月7日現在)│株式会社グローバルダイニング緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表・長谷川の考え方(2021年1月7日現在)。グローバルダイニング公式サイト。
少々長くなりましたが、まさに共感を禁じ得ない、冷静かつ常識的な見識、自立心の気概にあふれたステートメントではないでしょうか。
見識を欠き、エリートとしての矜持を失い、危機に際し自らがパニックに陥るかましてパニックを煽り助長するかのような政治家、マスコミこそが読んで欲しい。(まあ、彼らのメンツだけが増長してしまった哀しい心には響かないでしょうが。)
今回のコロナ対応で、つくづく日本人が劣化したなと感じるのは、国や会社は親方日の丸、まあなんとかなると高を括る「木端役人根性、サラリーマン根性」の体たらくです。要は経営者感覚の欠如。

そりゃあウイルスも怖いだろうけれど、事業という社会、生活基盤の崩壊も劣らず怖いという感覚にまったく無頓着なのには恐れ入ります。、
私は「緊急事態宣言」待望論の背景に、「やったやったこれでオフィシャルに会社さぼれるぜ。」という哀しい本音の存在を感じずにおれないでいます。
今回、個人経営、家族経営が多いゆえに、ひたすらイジメられながらも声が聞こえてこない飲食業界からオブジェクションの声が上がったこが心強いですし、支持したいと思います。
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