【SankeiBiz掲載】徳川ゆかりの地、5路線にアクセス 「東京ドーム」が東京の未来になる日

「たんさんタワー」をご愛読いただいている方は、良くご存知でらっしゃるかと思いますが、
私、秋月涼佑は、「都市居住」や「タワマンライフ」も研究や執筆の対象として活動してきております。

天下国家も仕事も大事ですが、結局生活の充実なくして抽象的で高尚そうな話ばかりでは何の意味もないと思っています。
かつて田中角栄は「政治は生活だ」と言ったそうですが、まさに昨今政治家の生活実感やリアリティのない割に大げさぶるばかりの振る舞いは本当にバカじゃないかと呆れてしまいます。

そんな、政治家の不甲斐なさによって、新型コロナ対策の無策によって肝心で必要な対策は打たれない一方で、科学的根拠も明らかにしないまま、徹底的な飲食店イジメの波状攻撃ばかり執拗です。かつて日本の都市の魅力であった個人経営の飲食店や繁華街の賑わいは、アフターコロナでは様変わりするに違いありません。

そんな暗澹とした世相の中、三井不動産の「東京ドーム」買収のニュースは、久しぶりにちょっとワクワクする要素があるニュースです。
SankeiBizに連載させていただいている、「ブランドウオッチング」に新原稿を書かせていただきました。
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記事に書かせていただいた通り、何かの大きさを計るとき東京ドーム何個分と表現されるほど、全国区の知名度とブランド力を誇る「東京ドーム」ですが、ポテンシャルを生かせているとは言えません。
やはり「東京ドーム」自体の巨大過ぎる構造物が、良くも悪くも動線の妨げになっているのです。

かつて画期的なエアドーム形式の斬新な建築物が世間を驚かせたように、再開発では、スタジアム構造の上部空間や下部空間にも構造物を作れるような斬新なものができれば、素晴らしいのではないでしょうか。

そんな再開発では、リモートワーク時代の都市生活の価値観をぜひプレゼンテーションして欲しいと思います。
自宅で、働き、遊び、生活するのだから、田舎や地方居住というのはもちろん魅力的ですが、やはり我々が都市に惹かれるのは働く場がそこにあるからだけではないと思っています。そんな時代のビジネスエリート摩天楼と違う発想の新しい都市生活像を提案して欲しいと期待しています。

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