支持率急落はまったく仕方がないことですし。ことが人格的本質をさらけ出す類の”はしたない”出来事だっただけに、今後禍根を残すことと思います。

ネット上でも、厳しい声の嵐です。
最近、私はヤフートピックスについている、ヤフコメ欄を熟読するのですが、ほとんどのコメント欄は日本人の強さはこの市井の人々知的レベルの高さとバランス感覚であることを肌で感じる、基本は本質を突きながらもバランスのとれた賛否両論あるものです。
情報量も豊富で、本音を書かないマスメディアよりもはるかにコアな真実が散りばめられたりしています。
コメント数も、それぞれの記事に対して数万件とか数千件ですごく多いですね。

・高齢者がコロナに感染したら重症化するから経済活動を自粛しているのに、自粛した結果、現役世代や就活生が巻き添えを受けて失業したり、内定が出ずに困窮することになり、一方では高齢者たちは自粛もせずに、高級レストランで会食しているのは、おかしいと思います。
・国民が疲弊してる中、ガースーですとふざけてみたり、国民には自助をすすめるのに、自分は公助を求め、国民には自粛を求めるも、自分はお構いなしに行動する、こういうことから見ても、自分が特別だと勘違いしてるのでは?
中でも、「国民は何も誤解していませんよ。あーしょうもないと能力・人格の本質を理解しただけです。」
という声も多かったです。
(写真:首相官邸)
この「誤解を招く」という言葉。およそ謝罪を意図するならば、これほどセンスがない言葉ありませんよね。
「誤解」をするの主語は、あくまで国民。
「おまえらアホだから、正しい理解・認識は絶対にできないだろう。」という大前提があって、そんな未熟な知能しかもたない連中を刺激してしまった。その点は反省する、といった構造の文言であるわけですから、そりゃあこっちだって頭にきます。
「馬に不用意な刺激を与えてしまって暴れさしてしまいました。ごめんなさい。」というような言葉であるわけです。
この類のセンスのないコメントでは、多少インパクトは劣りますが「世間をお騒がせして申し訳ございませ
」がありますね。
「オレは悪いことしてないけれど、バカな連中を騒がして申し訳ない。」という、身内に対する言い訳という感じに聞こえます。
今回もどこぞの街の議員忘年会に出席した市長が、こんな言葉で謝罪にならない謝罪をしていました。
どこかに、謝りたくない本音。プライドなのか怯えなのか、まあその両方があるのでしょうね。
アカウンタビリティ、説明責任だけが職責とも言える政治家にとって、これほど芸のないこともそうはありません。
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