大阪のスパと言えば、リーガロイヤルのサウナが独特だった件

大阪の松井市長が、公用車でスパ通いしたということで突っ込まれてますが、さすがにどうでも良い感満載です。
私が東京の人だからというだけではないように思いますが。

大阪市の松井一郎市長(56)が今年1~11月の間、公用車を使って市内のホテルを64回訪れていたことが日刊ゲンダイの調べで分かった。
(中略)
ホテルは本庁から車で約10分の場所にあり、HPによると、フィットネスクラブやエステのほか、地下から源泉を最上階まで引き上げた本物の天然温泉(サウナ付き)がある。最上階からの景観が楽しめる露天風呂や大浴場は、都会の真ん中ではなかなか味わえない特別なものらしい。
松井一郎大阪市長が公用車で64回…スパが自慢のホテル通い|日刊ゲンダイDIGITAL
 新型コロナ禍にもかかわらず、いったい何の目的で「スパが自慢」のホテルにせっせと通っていたのか――。 大阪...

最近は「サウナ―」という言葉もポピュラーになりましたし、「整える」という言葉も「サウナ」でデトックスして「心身を整える」という言葉だという共通認識が出来上がっています。

(写真:AC)

スパでサウナ良いですよね。公用車はどうだか知りませんが、心も体もリフレッシュする効用を考えればお安いものです。

そんなこんなで思い出したのが、大坂のスパと言えばリーガロイヤルホテルの「ヘルスクラブ」なんですよね。

「ヘルスクラブ」というネーミングが昭和感満載で良いわけですが、大きなプールやジムなど、大阪きっての老舗グランドホテルだけにものすごい設備ではあります。東京で言えば、帝国ホテルですかね。
まだまだ外資系のリッツカールトンやウエスティン、インターコンチネンタルなどが進出してくる前の大阪の迎賓館と言えば、中之島の「リーガロイヤル」を置いて他にありませんでした。

私は、20代の頃から出張でもなんでも自腹で背伸びしてでも地域ナンバーワンのホテルに泊まることを社会科見学、修行として実践してきましたので、もちろん「リーガロイヤル」には何度も泊まっていますが、もちろん最新の外資系ホテルに比べれば老朽感は否めないわけですが、昭和のグランドホテルならではの巨大さと、日本的なかしずくようなホスピタリティはある意味文化遺産です。

そんなわけで、大阪のスパと聞いてどうしても思い出したのが、リーガロイヤル「ヘルスクラブ」のサウナなんですね。
とにかく、日本一濃いサウナなんですよ。
座っている人の多くが、大坂の「旦那衆」。多分お互い顔見知り。祖父の代からリーガロイヤルのヘルスクラブ会員の地元経営者。
もちろん、よそ者には分からない会話が飛び交いまくりですし、皆さん自宅のようにくつろいでいらっしゃる。
大阪ならではのデフォルトとしてのギャグも熱波並みに満載です。
その絵姿はまさに「下町の銭湯」。

いや、最近はリニューアルしたそうですから、ちょっと違う雰囲気かもしれませんが、メンバーは変わりませんからね。

どうも松井市長が通っていたスパは、最上階とのことで、少なくともリーガロイヤルではないようです。
確かに、あんな地元濃度の濃いスパ、サウナでくつろげるわけもなく、どちらかと言えば出張者や大阪圏外の利用も多いホテルスパを利用していたのではないでしょうか。
【公式】シティプラザ大阪|温泉大浴場・露天風呂・堺筋本町駅近くのホテル

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