衝撃のドラマです！！！
私が考える“当たりドラマ“は、結果的に「ある程度のトータル映像時間が必要」でした。
が、このドラマは全６話です。「6話かぁ、あまり期待はできないけど観てみるかぁ・・・」なんていう期待しないスタンスで臨んだのです。
「あれ？けっこうおもしろいようだ」と思ったのも束の間、１話が終わったのです。
「え？どういうこと？？？」と思ったら、なんと！！！1話12分です！！！
ざっくりのあらすじは、母親の身分が低かったため幼いころは貧しい暮らしをしていたが父が両班であったため大人になったときには両班として生活を送る。
しかし、まだ幼いころに両班に母を殺害されるが身分の違いで事件とならず不問にされてしまう。その出来事をずっと抱えて大人になり、同様の事件が発生したことで犯人を特定する。ところが師匠とあがめてきた人に犯人は自首してきた身分が低い人とするように説得される。自首した犯人が罰せられるがモヤモヤとしていて・・・。
という身分による葛藤、その時代の王による政治への不満、政変を試みて掲げられた次世代の王とされた人に対する想い、師匠への想い、異母兄弟だけど兄弟愛・・・そんな時代を経てどうなったのか・・・というのを72分に収められているのです。
映像時間が短いので多方面からの切り口はないけど、身分制度を主軸としてさまざまな人間愛が描かれています。
シナリオも凄いのですが、韓国俳優の演じるにあたり立ち向かう姿も毎回感動します。
このドラマというわけではありませんが、同じ人なのに作品ごとに別人かと思うほど見た目が違ったりするほどです。
女優なんて化粧の度合いでかなり違います。日本だったら本人または事務所から一過言ありそうなレベルだなと思うのですが、そんな韓国俳優の本気度がさらにドラマを面白いものにしてくれることは間違いありません。
主人公を演じたカン・ハヌルとその兄を演じたヤン・ジヌがドラマ内で似て見え、兄弟って感じがするわぁとガン見してしまいました。
皆がいい演技していて更に70分を磨いてくれています。
(写真：Amazon Prime)
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