ゴルフカートがしゃべる時代の新しさ

先日ある初めていくゴルフ場で乗ったカートについていたコースガイド(コースナビと呼ぶのでしょうか?)の機械が良くしゃべるのに驚かされました。
外見は最近良く見かけるタブレット型のコンピューターがカート正面の天井から設置されているのですが、きっとアプリが他の”しゃべらない”コースガイドと違うようです。

「次のホール、アウト3番の右サイドは狭くなっており、崖になっているので右方向への打球は絶対避けてください。」
とか
「周りが池、あごの高いバンカーに囲まれており、距離が短いショートホールですがミスショットは大たたきにつながります。」
など、ビビらせることをキレイな女性の声でガンガンブッコんできます。

(写真:AC)

まあコメントの内容にはシビレながらも、これはアリだなと思いましした。
“しゃべらない”カートのコースガイドだと、いいオヤジどもが額を寄せ合い、さして大きくもないタブレットの画面に密になりながらあーでもないこーでもないと算段することになるわけですが、読み上げてくれる分には、キャディーさん替わりになってホールからホールの間のカート走行中に大体の次ホール概要を把握できます。

今や、結構な名門でもカートでのセルフプレーが当たり前になり、今後もキャディーさんの高齢化等を考えればセルフプレーのスタンダード化は進むことがあってもキャディー付きプレーに戻ることはないでしょう。そんな中でこの”話すコースガイド”も新しいセルフプレーゴルフの魅力を創出してくれるように思えます。
ノリノリで”DJポリス”的なスタイルとか、優しいキャディーさんとか、怖いジャンボとか、選べると楽しいかも。
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あと広告屋的視点で考えると、ゴルフ関連商品の広告メディアとしてもゴルフカートは最強ですよね。
第1に、ターゲットはドンピシャ、「アクティブなゴルフプレイヤー」。二つ目に強制視認性最強。
ニッチなメディアとはなりますが、ピンポイントの広告効果は無茶苦茶高いですよね。
そんな広告展開も、カート備え付けのゴルフナビから音が出ればこそですから、このゴルフカートのナビがしゃべるという大展開は結構なブレイクスルーかもしれません。

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