東洋のモナコ “熱海”人気は当たり前

首都圏と近いですし、東京の人には言わずと知れたお馴染みの場所です。

何と言っても東南向きの海に面し立地。特に背面に山地を抱えた高低差が多く海に反射した明るい陽光に常に照らされているような立地がそっくりなのです。

一方で残念ながら、古くからの温泉地で栄えてきた分、熱海は街が古い。古すぎる。
それが良さでもありますが、どうしても「鄙(ひな)びた温泉街」というクセが強すぎますよね。
ちょっと外れるとシャッターの閉まった中華屋さんや商店が並んでいるというイメージです。
最近では散発的に新興デベロッパーのオシャレなリゾートマンション開発などもあったようですが、街が街だけにまだまだ全体の世界観が変わりません。ホテル・旅館、商店の経営陣も家族経営のところが多く、なかなか斬新なことをしにくいようでもありますよね。
JR熱海駅の駅舎がリニューアルするなど、開発の芽はありますが。
私はIRの好適地と思っていましたが、地元の合意形成など色々難しかったようですよね。

でも熱海のポテンシャルはスゴいですよね。
都心からクルマでも電車でも1,2時間のほど良さですし。なんと言っても陽光溢れ、変化に富んだ海、山両方の自然を感じられる立地が素晴らしい。

(写真:AC)

良いリゾートマンションがあれば本当に検討したいところですが、物件がないんですよね。
バブル時代にたくさん供給されたリゾートマンションはたくさんあるわけですが、越後湯沢のリゾートマンションが”いいような悪いような”のと同じで、最新のタワマンなどとどうしても比較にならない企画の古さがあって、食指が動きにくいという部分もあります。
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でも、ちょっと前から定年退職して熱海のリゾートマンション暮らしを始める人もチョコチョコいましたし、
これからの開発動向含めて目が離せないエリアだとは思っていますが、正直我々の世代では本物のモナコになるのは追いつかないかな。
それほどに権利関係含めて、そう簡単ではない感触があります。熱海という土地のポテンシャルを考えるともったいない部分はありますが。
とにかく100年後には面白い立地だと思いますので、子供には伝えておこうかとは思います。

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